【オーパーツ】1985年、完全変形を実現したゼータガンダムがあったんです!
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「機動戦士Zガンダム」より、
Zガンダム(ゼータガンダム) です!
最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
旧キット
古いプラモデルw
ガンプラ界隈ではHGUCシリーズ以前のキットや、スナップフィットが主流になる前のキット(接着剤必須)をさすことが多いです。
◆前後ショット◆
劇中後半の主役機「Zガンダム」。
人型のモビルスーツ形態から、
飛行形態の「ウェイブライダー」に変形するのが最大の特徴です。
当キットは1985年発売の非常に古い製品ですが、
この時点で完全変形を実現した驚異のガンプラとなっています!
ちなみに組み立てには接着剤が必要ですのでご注意ください。
(スナップフィットではありません)
◆サイズ比較◆
HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。
設定上の全高は、当機が19.85mで、ガンダムは18.0m。
双方スケールが異なりますが、縮尺はいずれもほぼ正確なようです。
◆パーツ構成◆
成形品 x 6、ポリキャップ、デカール。
デカールは水転写式デカール。
マーキングや一部の色分けを補完するものです。
今回は使ってませんが、古い製品を手に入れたので
変色してて普通に使えるかは不安な感じでした…。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
旧キット 1/100 ゼータガンダム [MSZ-006] 25(当方のブログです)
◆付属品◆
本体以外の付属品は、
- ビームライフル
- ビームサーベル x 2
- シールド
- グレネードランチャーカートリッジ x 2
それと…、
使い捨ての接着剤w
いにしえのモデラーは懐かしくて涙がちょちょぎれるやつです。(;^_^A
ハンドパーツ
左右とも可動タイプです。
指は全てが独立可動。
付け根は親指が回転軸。
ほかはスイング軸で、
親指と人差し指のみ、中間にも関節があります。
交換用のハンドパーツは付属しないので、
基本的に着脱の必要はありません。
ビームライフル
当機の主兵装です。
左右いずれにでも持てますが、保持力は絶望的…。_(:3」∠)_
「持つ」というより「ただ引っかかっているだけ」って感じです。
グリップをたたんで、銃身を縮めると携行モードに。
この状態のライフルは、前腕のハードポイントに接続できます。
後方にあるエネルギーパックは着脱可能です。
ビームサーベル
ビーム発生状態のものが2本付属します。
もちろん手に持てますが、保持力はライフルと同様。
上手く引っかかるように持たせないと滑り落ちます。
グレネードランチャーカートリッジ
モナカ割りの固定モデルです。
同じ物が2つ付属します。
モナカ割り
和菓子のモナカのように、真ん中から2つに分かれているパーツ分割の仕様。
合わせ目が目立つので最近のキットではほとんど見られません。
利用の際は発射口のハッチを開いて、
前腕のハードポイントに接続。
反対側も同様に装着できます。
シールド
伸縮機構を備えた当機専用の防御兵装です。
キットでも実際に伸縮できます。
裏側には2軸で動くジョイントがあり、
装備の際はそれを利用して、前腕のハードポイントに装着します。
◆ギミック◆
ウェイブライダーへの変形
ウェイブライダーへの変形は、
なんと!差し替えなしでの完全変形を実現しています!
細かい可動は割愛しますが、
変形プロセスはだいたい次のような感じです。
頭部を収納して胸部を跳ね上げる。
腕を前に移動。
フライングアーマーは横へ、
シールドは中央へ。
このときシールドを外す必要はありません!
凄い!(゚д゚)!
脚部を開くと隙間ができるので、腕部を格納。
フライングアーマーは、初めの位置から反対側へ。
フライングアーマーを180度回転して、ウイングを展開。
ひっくり返します。
サイドアーマーを180度回転し、
脚部はZ字型に折りたたみます。
足部もたたみます。
あとはロングテールスタビライザーを伸ばせば、
ウェイブライダーの完成です!
最近の製品とは違ってロック機構などはないので、
可動部分はカッチリ決まりませんが、見た目だけなら全然問題ありません。
というか、発売時期を考慮すると驚異の完成度だと思います。
ガンプラのオーパーツ!?(;゚Д゚)
以上、旧キット 1/100「Zガンダム」のレビューでした。
◆動画版◆
レビュー動画(YouTube)
組み立て工程(YouTube)
<関連情報>
1/100 Zガンダム(バンダイホビーサイト)