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【東京都北区】草月の「黒松」が値上げ、1個が税込165円に。

しかのいえ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

北区の銘菓、草月の「黒松」が、2022年2月16日から値上げされます。

価格は、現在の1個税込132円から税込165円になります。

「黒松」、このお菓子を求めて店頭によく行列ができるほどの人気ぶりです。

原油の高騰などによる資材の値上げと人件費の増加などが、価格改定の理由とのこと。

下町の菓子店にも、世界経済の影響が出始めているようです。

草月さんも、きっとご苦労が多いことでしょう。

世界的なコロナ禍が収束し、皮に黒糖とハチミツを使ったこの美味しいどら焼きのお値段が、これ以上大きく動かないといいですね。

ちなみに草月はJR京浜東北線の東十条駅の南口から徒歩2分ほどの場所にある、和菓子の老舗です。

全国和菓子協会のホームページによれば、草月の創業は1930年。今年で90年以上営業を続けてきていることになります。

お店のホームページには、昭和27年8月頃の店頭の様子を伝える写真もありました(ページ左下の「昔の草月写真」ボタンをクリックしてみてください)。

ちなみに、全国和菓子協会のホームページの「北区の和菓子店」のページを覗いてみたところ、草月さんを始め、御菓子司 中里、御菓子司 虎月、御菓子司 梶野園、青柳菓子司、都電もなか本舗明美、喜屋、磯崎家製菓舗、石鍋久寿餅店、御菓子司 新月、不二泉製菓のお名前がありました。

この中で、不二泉製菓さんだけは残念ながら閉店していますが、他のお店は元気に営業中です。

この機会に、区内の和菓子店を覗いてみるのはいかがでしょうか?

【店舗情報】
◆黒松本舗 草月
 北区東十条2-15-16
(京浜東北線 東十条駅南口坂下角)

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

親子四代、東京都北区暮らしです。2019年から自宅の一軒家を「住み開き」しつつ、「しかのいえ」というスペースを運営しています。地元である上十条の街で日々を過ごしつつ、近隣で見聞きしたニュースや、街の変化のことなどをお届けいたします。

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