【大阪市平野区】谷町線喜連瓜破駅も運行エリアに! オンデマンドバスの利用がさらに便利になりますよ。
2021年3月30日(火)から生野区、平野区で社会実験として「オンデマンドバス」の運行がスタートしています。「オンデマンドバス」とは、路線バスのような既定の経路や時刻表のない予約型のバスで、スマートフォンアプリ「OsakaMaas」や電話で乗車日時と場所、降車する目的地を予約すると、システムが自動生成したルートにより目的地まで運行するそうです。その際、乗り合いを発生させることでより効率的な運行が可能となるのだそうです。
車両は、ワンボックス車両で定員8名、運行時間は、6:00~23:00(年中無休)、予約受付時間は、アプリからの予約が0:00~22:00、電話予約は7:00~17:00となっています。またOsaka Metro Groupの案内によると現在は乗車予定日の3日前から予約が可能だそうですよ。予約の空き状況はアプリで確認ができます。
平野区は、平野Aエリア(平野区加美地域を中心とする地域)と平野Bエリア(平野区長吉地域東部を中心とする地域)大きく2つに分けられています。開始当初の平野区乗降場所は上の図のようになっていました。オンデマンドバス専用乗降場所は黄色の丸印の場所です。緑の丸印は既存のバス停兼オンデマンドバス乗降場所となっています。好きな「乗降場所」から乗れますが、「乗降場所」以外での乗り降りはできかねますのでご注意ください。
運行開始から半年が経過した2021年10月1日(金)から平野Aエリアを拡大し、加美北地域での運行を開始することで、Osaka Metro千日前線南巽駅、JRおおさか東線衣摺加美北駅へのアクセスが便利になりました。また、スマートフォン用アプリ「Osaka MaaS社会実験版」をバージョンアップし、新たに、乗換検索の結果を表示した後、利用者が指定した時間の「5分前」及び「5分後」での再検索や、検索履歴の表示の機能を追加することで、より便利にオンデマンドバスが利用できるようになりました。
そしてさらに朗報です。Osaka Metro Group は2021年12月1日(水)からオンデマンドバスの生野区と平野Bエリア(平野区長吉地域東部を中心とする地域)を拡大すると発表しました。平野Bエリアを瓜破地域にまで拡大し、谷町線喜連瓜破駅が運行エリアに含まれるようになることで、それぞれのエリアで地下鉄とオンデマンドバスの乗り継ぎがさらに便利になるそうです。
さらに、谷町線出戸駅直結の出戸バスターミナルで簡単にオンデマンドバスの配車予約ができる「呼出専用電話」を設置し、より多くのお客さまにオンデマンドバスをご利用いただけるようサービスを改善するそうです。また、これまでの現金とクレジットカードでの運賃決済に加え、月額5,000円でオンデマンドバスが乗り放題になるデジタル定期券サービスが開始されるそうですよ。どんどん便利に、利用しやすくなっている「オンデマンドバス」。ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか?