【佐賀県 唐津市】田植えシーズン。初夏の風物詩「町切水車」が回りだしました
本格的な田植えシーズンを前に、佐賀県唐津市相知町の「町切(ちょうぎり)水車」が回りだしました。
江戸時代初期頃から続く「町切水車」の回る光景。
厳木川から引いた水路に設置され、水路よりも高い田んぼに水を汲み上げ流し込んでいます。
佐賀県立 唐津工業高校 建築科の生徒さんが制作したものと、20年以上前に作ったものを補修しながら使用されているそうです。
今年は、2023年5月14日に設置作業が行われました。例年、唐津工業高校の生徒さんが設置作業に携わっていますが、今回は、町切水車保存会さん、地区の皆さん、武雄河川事務所の方、業者さんが協力して2基の水車を取り付けられたとのことです。
水路から勢いよく水をくみ上げる水車。
周囲は田んぼと厳木川。静かでのどかな光景が広がります。
水車のすぐ傍には「町切水車公園」が整備されています。
駐車場や東屋、トイレも完備されていますよ。
国道203号線沿いに佐賀方面から唐津方面に向かう途中、厳木川に架かる町切橋を渡ると水車を案内する看板がかかっています。看板からすぐに左折し道なりに下っていくと、町切水車と町切水車公園がありますよ。
この光景が見られるのは、稲刈り前の9月下旬くらいまで。伝統と風情を感じに「町切水車」を観に立ち寄ってみてくださいね。
●町切水車●
●町切水車公園●
佐賀県唐津市相知町町切562−1
駐車場:10台