現代アートギャラリー「MOMO GALLERY」にて「100 pieces vol.1 －百展－」開催中！

2024年7月にオープンした現代アートギャラリー「MOMO GALLERY」では、7人の女性アーティストによる絵画、ドローイング、イラスト、アートブック、グッズ等の作品を展示・販売する「100 pieces vol.1 －百展－」が開催中です。

「MOMO GALLERY」についてはこちらの記事で紹介しています。

【名古屋市東区】着付けもできるアートギャラリー「MOMO GALLERY」が「徳川園」近くにオープン（Yahoo！ニュース）

「100 pieces vol.1 －百展－」概要

「MOMO GALLERY」がセレクトした、愛知・大阪・滋賀で活躍する若手女性アーティスト7名による作品の展覧会。カラフルで色鮮やな作品が並ぶ様は、まるで賑やかな女子会のよう！　作家によるZINE、ポストカード、ステッカーなどのグッズ販売も行われます。

期間：2024年12月1日（日）～12月22日（日）　　　

時間：月～木10:00～15:00/日12:00～から17:00

入館料：無料

■参加作家

伊藤理乃（ITO Rino）

川浦真歩（KAWAURA Maho）

9:28 am （9:28 am）

でぐち かやの（DEGUCHI Kayano）

林柚里（HAYASHI Yuri）

鷹巢由佳（TAKASU Yuka）

MUKU（MUKU） 　

「100 pieces vol.1 －百展－」の作品を一部ご紹介！

「100 pieces vol.1 －百展－」に行ってきたので、出展作品の一部をご紹介致します。

パッと目に入ってきたのが、愛知県を拠点に活動する川浦真歩さんの作品。カラフル&ポップな色使いがカワイイです。「点・線・面」を構成して様々な顔を制作。「実際には存在していないけれど、なぜか「顔」として認識できる」そんな不思議な視覚表現の面白さを表しているそうです。作品を近くでよく見てみると、小さく題名が入っているところもポイント。

レコードのジャケットのように展示されていた、志賀を拠点とされているMUKUさんの作品。“日常に少しのトキメキとユーモアを”をコンセプトに、配色にこだわったシュールな絵が特徴です。飾っておいたら、部屋がオシャレな雰囲気になりそうです。

大阪を拠点に活動されている、でぐちかやのさんの作品「甘かった。」。これがとても面白くて、「ナメた言動が印字された飴の袋」なのです。例えば「うぬぼれアソート」という作品には、「人生楽勝」や「永遠に自分語り」などの言動が飴の袋に印字されており、思わずクスっと笑ってしまうこと間違いなし。ひとつひとつ違うセリフが書かれているので、ぜひ近くでじっくり見て、心に刺さる飴袋を見つけてみてください。

足元を見てみると、架空の飴「甘かった。」の配送用ダンボール。「猪突猛進」「同じや過ちを繰り返さない」。う～ん、刺さります！

古民家をリノベーションして作られた「MOMO GALLERY」には畳の部屋もあります。こちらにもカラフルな作品がズラリ。

百様箱（ヒャクヨウバコ）で気軽に現代アートを

現在開催中の「百展」に伴い、 百人百様な作家の作品を詰めた「百様箱（ヒャクヨウバコ）」 という面白い箱が置かれています。これは、好きなアートを観測（発見）するための箱で、小学校によくある気象観測のための「百葉箱」からインスピレーションを得ています。 レコードをディグるかのように、もっと身近にもっと気軽に “面白いを探す” ことができますよ。もちろん販売もしているので、お気に入りの作品を見つけたら購入できます。

グッズコーナーも充実

ちょっと変わったグッズが買える、ミュージアムショップがお好きな方は結構多いのではないでしょうか？　今回、参加アーティストのグッズも充実しています！

でぐちかやのさんの作品「甘かった。」アクリルキーホルダーもありました。カワイイです。袋を破いたようなデザインは形もぞれぞれ、色の組み合わせも豊富なのでどれにしようか迷ってしまいますね！

「MOMO GALLERY」オリジナル手ぬぐいも販売中です。こちらもポップ！　現在オリジナルＴシャツも制作中とのこと。

カラフル&ポップな女子会みたいな展覧会。近くで観ると、より現代アートの面白さ・奥深さが伝わってきます。今回紹介しきれなかった作品もありますので、ぜひ実際に足を運んで鑑賞してみてくださいね。