【名古屋市東区】昔ながらの酒屋さん「みのせい」では世界一の日本酒や激旨ポテチ、話題のみりんを販売中!
名古屋市東区相生町にある酒屋さん「みのせい」をご存じでしょうか?
国道19号線から1本道に入った下街道沿いに、大正時代から続く酒屋さんがあります。その名も「みのせい」。飲食店や一般家庭への配達、店頭販売を行なっている家族経営の小さな酒屋さんです。
レトロな外観とX(旧Twitter)の投稿で、前々から気になっていたので取材してきました!
老舗酒屋の新たな取り組み
「みのせい」の創業は大正5年。最初のお店は東区長塀町にあったそうで、戦後、現在の場所に移転。現在の社長は4代目となります。周りの酒蔵や酒屋の閉店が続く中、5代目次期社長の奥様・奈苗さんが「なにか始めないと!」という想いで、X(旧Twitter)などのSNSで発信を始めたのが約2年前。お酒の入荷情報やオススメ商品、近隣のお店の情報などを日々発信されています。
長野県のお酒を多く取り扱っていますが、なんと言っても普段スーパーでは見かけることのない商品があるのが魅力! 「みのせい」だけでしか買えないお酒や、入荷するとすぐ売り切れになってしまうポテトチップス、話題の愛知県産みりんなど「みのせい」オススメ商品をお聞きしました。
みのせいオススメ商品
「みのせい」は、長野県諏訪郡にある「諏訪御湖鶴酒造場」の日本酒「御湖鶴」の特約店。特約店とは酒造と特約店契約を結んで、限定流通商品を取り扱うお店のことを言い、普段一般流通していない、限定商品を扱うことができます。
大正から続く「諏訪御湖鶴酒造場」は、2017年に1度廃業してしまいますが、2018年に「磐栄運送株式会社」が名乗りを上げ、無事復活を果たしました。
そんな「御湖鶴」の中でも、特にオススメは純米吟醸酒「御湖鶴純米吟醸山恵錦(火入れ)」(720ml 税込2,420円)。イギリス・ロンドンで開催された、世界大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2021」で、日本酒部門(サケ部門)の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれた逸品です。
実際に購入して飲んでみましたが、フルーティな香りと味で実に飲みやすく、白ワインのような風味も感じられて美味しかったです!
焼酎で今の時期人気なのが、「八千代伝酒造」の芋焼酎「熟柿」。柿が出回る季節になると販売されることから、柿の名が付いているそうです。後を引く上品な甘味が特長。
高価な「壽々」シリーズも。特別な日に飲みたいスペシャル焼酎です。
親族の集まりなどで振る舞うと喜ばれる、宮崎県の酒造「京屋酒造」の「甕雫(かめしずく)」は、その名の通りカメに入った芋焼酎。付属のひしゃくですくってグラスに注ぎます。お正月にピッタリですね!
そのネーミングとパッケージで、思わず手に取りたくなるのが「となりのおくさん」シリーズ。「もとかの」、「いまかの」、「となりのおくさん」、「となりのハンサム」が揃っています。「いまかの」はスッキリ軽やかな飲み心地、「もとかの」は、もう一度飲みたくなるような柔らかいコクと旨みなのだそうですが、なんだか意味深ですね(笑)
ハマる人続出! 話題のみりん
お酒以外のイチオシが「富田屋(糀富)」の「戸田本みりん」。現在、名古屋市に現存する唯一のみりん屋さんで、名古屋市・戸田で製造・販売をしています。旨みとコク深さにハマる人が続出、X(旧Twitter)でも話題になっています。ハイボールにしても美味しいとのことで、こちらも購入してみました。
売り切れ必至のポテトチップス
入荷すると瞬く間に売り切れてしまうのが、「松浦食品」の「ポテトチップス ガーリック味」(税込165円)。塩味も仕入れていたそうなのですが「みのせい」では、何故かガーリック味が大人気で現在はガーリック味のみ入荷しています。
戸田本みりんハイボールとポテトチップスを実食!
「富田屋(糀富)」さんのおすすめレシピ「みりんのハイボール」を作ってみました!材料は以下です。
今回、レモン炭酸水を使いました。グラデーションが綺麗です。飲んでみると、みりんの甘みも感じられながら、爽やかな味わい。みりんがハイボールに合うとは新しい発見でした! 200mlの小さいサイズもあるので、お試し用に買いやすいですね。
「ポテトチップス ガーリック味」は、売り切れになるのもうなずける美味しさ。最初からガツンとガーリックが来る訳ではなく、後からガーリックの旨みが押し寄せてくる感じ。気づけば、ポテチを食べる手が止まらなくなっていました。これは随時入荷情報をチェックして、買いに行くしかありません!
イベント「フキアゲイチバ」にも初出店!
2025年3月2日(日)に「MOBILITY GATE吹上」で開催される、ポップアップイベント「フキアゲイチバ」に「みのせい」さんも出店されます!
「フキアゲイチバ」では、愛媛県「栄光酒造」の「蔵元のみかん」のほか、ゆず・梅など、果実のお酒を販売予定。今後は、イベントやマルシェにも積極的に出店していくそうですよ♪
他にも気になるお酒がたくさん! いつもと違うお酒を買いに、昔ながらの街の酒屋さん「みのせい」さんへ、足を運んでみてはいかがでしょうか?