平成8年の4月、てんびんの里文化学習センターの内部に近江商人博物館が開館した際、開館特別記念の作品展「中路融人ー湖国・こころの故郷展」が催されました。

以降、近江商人が仕事の合間に文化人・知識人と交流し、地域の創作活動を育み、文化の振興に取り組んでいたことにちなんで、定期的に日本画壇で活躍している作家を紹介する展覧会が催され続けました。

現在、同センター内の中路融人記念館では「中路融人と日本画展のあゆみＩ」という展示会が催されています。

平成18年までの日本画展ゆかりの作品を展示するものであり、出店作家は中路融人、仁志出龍司、吉村年代、村居正之、川島浩、坂根克介、渡辺信喜、由里本出、大塚明の9名（※敬称略）となります

会期は2022年11月27日までであり、通常は入館料として大人は300円、小中学生であれば150円を要します。しかし会期中、11月19日と20日は「関西文化の日」のため、入館料が無料となります。

そして9月23日からは秋季企画展「商家の美術展」が、近江商人博物館で催されます。こちらは12月11日までの会期となっています。

関西文化の日にはてんびんの里文化学習センターへと足を運んで、２つの展示を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【東近江市近江商人博物館・中路融人記念館】

所在地

滋賀県東近江市五個荘竜田町583番地

休館日

月曜日(祝日の場合は除外）

祝日の翌日（土・日曜日を除く）

年末年始（12月28日～1月4日）

開館時間

9時30分から17時

（入館は16時30分まで）

入館料

大人：300円

小中学生：150円

（2022年11月19日と20日は「関西文化の日」のため、入館料が無料）

電話番号

0748-48-7100

（※てんびんの里文化学習センターのもの）

0748-48-7101

（※東近江市近江商人博物館・中路融人記念館のもの）