もともとあったその姿を、公開しただけ･･･！？

久々に衝撃的な体験をしてしまいました。北浦和の住宅街のど真ん中に、こんな体験のできるお店が誕生したなんて。

英国式アンティーク・ティールーム「マリッジ」さんは、オーナーの西澤さんが44年前に建てた洋館風の自宅を「ほぼそのまま」公開し、店舗に使っているという、衝撃的なティールーム。そこには、西澤さんのお母さんの時代から集められた英国アンティークが配され、本場のマナーハウスを感じさせるような内装の雰囲気は、まさに英国そのもの。まだそれほど住宅スタイルの選択肢もなかったであろう、44年前にこの家を建てたというだけで驚きの一言です。

お店は日本紅茶協会認定ティーインストラクターの資格を持つ西澤眞理さんと、甥でパティシエの竹澤一さんがおもてなしをしてくれますが、西澤眞理さんの語りと、竹澤一さんの伝統的な英国菓子が本当に絶妙。英国好きとしては大変に癒やされる上に、古き良き英国の家に招待していただいたような、不思議なタイムスリップ感を味わえます。

メニューは「マリッジプレート」のみで、キャロットケーキ（これがものすごくおいしい）やスコーンを中心としたお菓子類に、珍しいキーマンベースのマリッジブレンド、エリザベス女王の愛したスモーキーアールグレイなどの紅茶がセットになっています。「アフタヌーンティーは量が多いので、気軽に味わってもらえる量にしています」ということで、あえてこの分量というところがいいですね。

アンティークの見所としては、玄関タイル、ティールーム内の装飾、食器、大型オルゴール、陶器のティーコジー、見事なお庭など･･･言うなれば全てが尊い感じです。Instagramだけでひっそりとオープンの告知をしていたのに、気が付けば年内満席･･･という人気のほども納得ですね。我が家もたいがい英国好きですが、そういう方、想像以上に多いのかも知れません。

今後の予約については、こちらもIstagramにて告知されるようですが、10日前後に情報が公開されるとのこと。さいたま市内だけならず、近隣の都県からも注目度が高いこちら、しばらくは注目が続きそうです。

なお今回は取材ということで、ご厚意によってご招待扱いにしてもらいました。記事の内容については中立性を保っておりますが、事実関係として記載させていただきます。なお既に妻が別途予約を取ってうかがうほどに、我が家ではホットなお店となっております。