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【習志野市】フラッグフットボールで実籾高校が地域とつながる「実籾”つなぐ”プロジェクト」開催!

うえこみ地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)
画像提供:千葉県立実籾高校

千葉県立実籾高校では、地域と学校、そしてプロスポーツチームが一体となり、新たな地域社会への関わり方を生み出していることをご存知ですか?「実籾”つなぐ”プロジェクト」と名付けられたこの取り組みは、スポーツの力を借りて、生徒たちが地域社会とのつながりを深め、関わりを実体験する場となっています。

昨年はオービックシーガルズのグッズ開発に挑戦。高校生ならではの斬新なアイデアがたくさん生まれました!

画像提供:千葉県立実籾高校
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今年はさらにパワーアップし、多岐にわたるプログラムが開催されました。

【SDGsとつなぐ(SDGs講演会)】&【社会とつなぐ(NPO講演会)】

千葉商科大学の手嶋教授の講義を通して、SDGsの重要性と、生徒一人ひとりができることを学びました。

画像提供:千葉県立実籾高校
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NPO法人おりがみの都築さんによる出張講義では、社会課題解決の取り組みについての学び。

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【目の前とつなぐ(実籾パークサイドハウス講演会)】&【チームビルディング・リーダーシップを学ぶ(オービックシーガルズ・千葉商科大学生講義)】

実籾高校の目の前に建設中の実籾パークサイドハウスの藤堂施設長の講義では、児童福祉の現状やパークサイドハウスの取り組みについて学びました。生徒たちは、身近な問題に気づき、児童福祉の課題を深く理解する機会を得ました。自分たちで課題と向き合い、何ができるのかを考えるきっかけとなった講義。

画像提供:千葉県立実籾高校
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オービックシーガルズ& 千葉商科大学生の講義では、次回行われる「フラッグフットボール」におけるチームビルディングやリーダーシップについての説明およびオリジナルルールの説明がなされました。

画像提供:千葉県立実籾高校
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【スポーツでつなぐ(フラッグフットボール大会)】

これまでの講義の集大成ともいえるフラッグフットボール大会! 各クラス2チームに分かれ、一人5分程度、全員が最低1回はプレーできるようにするのが基本。この日は実籾パークサイドハウスの職員さんや、

オービックシーガルズの私設応援団長の織戸さんに実籾商店街からは竹谷さんも参加。

オービックシーガルズからは豪華な助っ人も!タイラー選手・デクスター選手・ホールデン選手・渡邊選手です。

フラッグフットボールはアメリカンフットボールをベースにしたスポーツで、タックルの代わりに、腰につけたフラッグ(旗)を取ることでプレーが止まるのが特徴です。

相手チームのエンドゾーンにボールを持ち込んでタッチダウンを奪い、より多くの得点を得たチームが勝つゲーム。上の衣類をしっかりと下のズボンに入れるのが正装です。

さて、それではいよいよ試合開始! しっかりと作戦を練ってゲームに臨みます。

時折、オービックシーガルズのプロ選手から戦術をアドバイスしてもらう生徒達。

フラッグフットボールにはタックルがない分、スピード感あふれる試合運びがカギとなります。

生徒達は試合を重ねるごとにどんどん上手になっていき、白熱した試合があちらこちらで展開されていました!

オービックシーガルズの選手とのコミュニケーションでは、生徒たちは緊張しながらも、一生懸命英語での会話にチャンレンジ。

今回の経験が、これからの英語学習のモチベーションにつながるといいですね!

最後のエキシビジョンマッチでは、オービックシーガルズ×実籾パークサイドハウスチーム対実籾高校選抜チーム(自薦)の真剣勝負!

オービックシーガルズ選手のディフェンスを突破する高校生!

大人たちに負けないガッツのあるプレーを見せた実籾高校チームでした!

試合の後は、順位の発表とMVPの発表があり、優勝チームには実籾商店街の「メロンラボ×デニッシュラボ」さんから「あのメロンパン」の無料券(目録)、

画像提供:千葉県立実籾高校
画像提供:千葉県立実籾高校

準優勝チームには「やまだ商店」さんから「唐揚げ」の無料券(目録)が贈呈されました。

こちらは実籾パークサイド賞の生徒たち。

画像提供:千葉県立実籾高校
画像提供:千葉県立実籾高校

オービックシーガルズが選出したMVPには千葉商科大学の手嶋教授も! スーツ姿でのガッツあるプレイは素晴らしかったです!

画像提供:千葉県立実籾高校
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グランドを整えて、高校生達は試合を始めるのみという状況を作っておいてくれたのは千葉商科大学サービス創造学部スポーツビジネスプロジェクトの学生達。試合進行や審判も、お疲れ様でした!

画像提供:千葉県立実籾高校
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このプロジェクトに携わる実籾高校吉浦先生は「色々な”つながり”で実現した、新しい”つなぐ”がうまれるとてもいい行事となった。昨年、今年と関わってくださった各団体の方々の協力あってこそ。このプロジェクトが3年生が社会に出る一歩前の、貴重な経験になれば」と語ります。

高校生活最後の年に、貴重な時間を費やしたこのプロジェクト。社会に出る前に、大人たちとの交流やプロ選手とともにスポーツをした経験が生徒たちにとって大きな財産になるといいですね。実籾高校の地域社会との連携を深める積極的な活動に、今後も注目していきます!

◆実籾”つなぐ”プロジェクト◆

期間:2024年10月〜11月(振り返りを2025年1月)

開催場所:千葉県立実籾高校

住所:習志野市実籾本郷22−1

地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

地域ニュースサイト号外NETの八千代市・習志野市を担当しています。取り柄はたくさん食べられることとフットワークの軽さ。どうぞよろしくお願いします。

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