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ザクは敵だと思ってる?そうじゃないヤツもいるんです!

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!

今回のガンプラは「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、

ザクII F2型 連邦軍仕様 です!

品名:HG 1/144 ザクII F2型 連邦軍仕様 [MS-06F-2] / HGUC 107
定価:1,650円(税込)
2010年3月11日 発売
一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

※ HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド

※ HGUC
High Grade Universal Century

◆前後ショット◆

汎用性の高さに定評がある、ジオン(※)の主力量産機「F型ザク」の後期生産型「ザクII F2型」。

当キットは、それを連邦軍(※)が接収し機体色を塗り替えたバージョンです。

※ ジオン(ジオン公国)
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。

※ 連邦軍(地球連邦軍)
ガンダム作品に登場する架空の軍隊。作中では一般的に味方。

もとはジオンの機体ですが、連邦軍の所属になったのでガンダムと一緒に戦いますw

◆サイズ比較◆

ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。

設定上の頭長高は、当機が17.5mで、ガンダムが18.0m
スケールはいずれも1/144です。

※ このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!

◆バリエ元と比較◆

当キットは 2010年 2月25日に発売された「HGUC No.105 ザクIIF2型 (ジオン軍仕様)」のバリエーションキットです。

両者に造形上の差はありませんが、成形色と、付属するマーキングシールの内容が異なります。

◆パーツ構成◆

成形品 x 5、ポリキャップ(※)、マーキングシール。
物量は、当時のキットとしては標準くらいだと思います。

※ ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE(ポリエチレン)製のパーツ。

マーキングシールはモノアイ(※)のピンクと部隊章など。
数字が多めに付いているのは嬉しいですね!

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ザクII F2型 連邦軍仕様 [MS-06F-2] 107(当方のブログです)

※ モノアイ
ガンダム作品に見られる、一つ目のようなデザインの単眼カメラのこと

◆付属品◆

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ザクマシンガン
  • 予備マガジン
  • 90mmマシンガン
  • ハンドグレネード
  • ヒートホーク
  • ヒートホーク用マウンタ
  • 3連装ミサイルポッド [左右]
  • 選択式頭頂部
     量産機
     指揮官機
     アップリケアーマータイプ
  • ハンドパーツ
     握り手  [左右]
     銃器用  [右]
     平手   [左]

ハンドパーツ

標準の「握り手」が一組に、「銃器用」の右手と、左の「平手」が付属。

接続はボールジョイントで、かんたんに交換できます。

ザクマシンガン

「銃器用」のハンドパーツで右手に保持可能です。

このハンドパーツは若干外側に角度がついています

左の握り手を併用すれば両手で構えることも。
腕の可動が優秀なので、結構自然な感じです。

銃身上部の「ドラムマガジン」(丸いパーツ)は着脱できるようになっており、同じ造形の「予備マガジン」がもう1つ付属します。

これらの「ドラムマガジン」は、サイドアーマーもしくはリアアーマーに取り付け可能です。

90mmマシンガン

固定モデルです。可動箇所はありません。

これも「銃器用」のハンドパーツで持てます。

ハンドグレネード

2つのグレネードがつながった状態で一体成型されています。

「ザクマシンガン」のマガジン同様、サイドアーマーに取り付け可能で、

「平手」に持たせたりもできますが、当然 2つつながったままです。(;^_^A

ヒートホーク

これも一体成型です。

標準の「握り手」で、左右いずれにでも持たせられます。
ただし、保持力は絶望的です…。(ちょっと触ると抜けちゃう)

ヒートホーク用マウンタ

クリップタイプのジョイントパーツです。
「ヒートホーク」の中央あたりにはさんで使います。

「ヒートホーク」はこれを経由することで、サイドアーマーに接続可能です。

3連装ミサイルポッド

左右ぶん付属します。

収まっている3基のミサイルは、本体と一体化していて着脱はできません。

利用の際は、脚部の上からくぐらせればOKです。
マニュアルではポッドを分解していますが、そのままでもなんとか通ります。

選択式頭頂部

組み立て時に選択可能な、異なるデザインの頭頂部です。
左が「アップリケアーマータイプ」で、右が「指揮官機」。

後で換装するのも不可能じゃありませんが、外すのが難しいので、その場合は破損に気を付けましょう

◆ギミック◆

モノアイの可動

頭部を裏返すと、アゴの下あたりに操作リブがあります。
これは左右にスイングでき、

動かすと、モノアイ(※)の向きが連動します。

※ モノアイ
ガンダム作品に見られる、一つ目のようなデザインの単眼カメラのこと

◆まとめ◆

  • 「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より「ザクII F2型 連邦軍仕様」のキットです。
  • 製品としてはジオン軍仕様のカラバリで、造形上の差はありません。
  • 多彩なオプションが付属しつつも組み立ては簡単で、 非常にHGらしい内容です。
  • 「ヒートホーク」の保持力は残念ですが、製品の評価を下げるほどのことではありません。

以上、HGUC「ザクII F2型 連邦軍仕様」のレビューでした。

ご覧いただきありがとうございます。
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◆動画◆

レビュー(YouTube)

組み立て工程(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム)

ガンプラつくってみた [ザクII F2型 連邦軍仕様 HGUC 107]

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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