【久留米市】白鳳2年(673年)創建「石垣山観音寺」。推定樹齢350年のハルサザンカがシンボルの寺院
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今回ご紹介するのは、福岡県久留米市田主丸町石垣にある「石垣山観音寺」。
石垣山 観音寺は白鳳2年(673年)天武天皇の勅願寺として創建され、日本最古の埋蔵紙本写経「法華経全巻」や耳納山の由来といわれる牛鬼伝説のミイラになった妖怪「牛鬼の手」も保存されています。
毎年、1月の第3日曜日に開催される初観音大祭では、採灯大護摩供(さいとうおおごまく)(火渡り)を行っており県内外から大勢の方がお参りされます。
本堂には、秘仏本尊観世音菩薩が祀られおり、1月2日の「初観音大祭」では扉が開かれ一般公開されています。
筆者もまだ拝見したことがないので、どのような表情の菩薩様なのか? とても気になるところです。
また、平安後期に作られた橋材一木造りの立像「木造毘沙門天像(県文化財指定)」。
甲冑に身をかため、左手に宝塔をかかげながら邪鬼を踏まえて立つ姿は、威厳に満ちています。
毘沙門天とは
御朱印
通常の御朱印以外にも、月替わりの御朱印が用意されるなど、御朱印好きにはたまらない御寺になります。
石垣山 観音寺とは
樹齢推定350年のハルサザンカ
石垣山観音寺の境内には、樹齢350年と推定されるハルサザンカがあります。
幹回り158センチ、高さ8メートルあり、ハルサザンカの原木だと言われています。
見頃を迎えてると、ハルサザンカの足元には、花びらのピンク色の絨毯ができとても綺麗でした!
また、毎年2月の第3日曜日には「さざんか祭」を開催し「ハルサザンカ」の開花と共に自然の恵みに感謝しています。
今年(2024年)の「さざんか祭」は2月18日(日)に開催されます。
当日は観音縁日でもあり、11:00より開運護摩祈願を執り行います。さらに、年に一度の「牛鬼の手」の寺宝特別公開! 他にも、先着順でアザレアの花のプレゼントもあるようです。
ハルサザンカ(久留米市指定天然記念物)
この機会に、ハルサザンカの開花を観に1300年の歴史を持つ石垣山観音寺に訪れてみませんか?
第34回さざんか祭
◾️開催日時:2024年2月18日(日)11:00~13:00
◾️開催場所:石垣山観音寺
◾️所在地:福岡県久留米市田主丸町石垣275
◾️駐車場:あり
◾️御朱印:あり