2023年(令和5年)の3連休以上は8回。今年は「ハズレ」の年!?飛び石連休を上手に使いましょう!
いよいよ2023年もスタート!今年はどんな年にしようかと、計画を立てるタイミングだと思います。ここ数年、即位やオリンピックなどで祝日の追加や移動が頻繁に発生していました。今年は一体どうなっているのでしょうか?土日と合わせて三連休以上になる回数はどのぐらいあるのか?調べてみました。
こちらが今年の祝日の一覧です。振替休日の日数は1日。逆に、土曜日にかぶっている祝日が3日もあります。このため、土日と合わせて3連休になるチャンスが減ってしまいました。その結果、3連休以上の日数は8回とやや少なめになっています。
祝日の日数そのものは昨年よりも1日増えています。これは昨年が振替休日が一切なかったためです。しかし、土曜日にかぶる日が多いため、3連休以上の数は減ってしまいました。過去最低の2015年ほどではないですが、連休はやや少なめの年です。(2021年はオリンピックのため大型連休がありました。)
2023年のカレンダー
1月の休日は「元旦&振替休日」「成人の日」で、ともに3連休です。しかし、そのうちの1回は3が日であり、もともとお休みの方も多いのでは?この振替休日はちょっとタイミングが悪いですね。※1
2月は3連休はありません。「建国記念の日」が土曜日にかぶってしまっていることと「天皇誕生日」が飛び石になっているためです。
3月の祝日は「春分の日」のみです。こちらも火曜日なので、飛び石になっています。
4月の祝日も「昭和の日」のみです。GWの前半となりますが、土曜日に重なっています。
4月29日が土曜日になった分、5月3日、4日、5日は水、木、金と並びが良くなりました。5月1日、2日にお休みを取れば、4月29日から連続9連休となります。
6月は祝日はありません。
7月の祝日は「海の日」です。ここは「7月の第3月曜日」と定められたハッピーマンデーなので土日と合わせて3連休になります。
8月の祝日は「山の日」です。この日は金曜日になるため3連休になります。また、8月14日、15日にお休みをとって5連休にする方も多いのではないでしょうか?
9月の祝日は「敬老の日」「秋分の日」です。秋分の日が土曜日にかぶってしまったため、今年のシルバーウィークの3連休は1回のみとなってしまいました。
10月の祝日は「スポーツの日」です。ここはハッピーマンデーなので3連休になります。
11月の祝日は「文化の日」と「勤労感謝の日」です。文化の日は3連休となりましたが、勤労感謝の日は飛び石となってしまいました。
12月は祝日はありません。12月31日がぴったり日曜日で終わる日程になっています。仕事納めは12月28日や29日といった方が多いのではないでしょうか?
飛び石連休をうまく使って連休を作りましょう
ここまで見てきたとおり、今年はGWやシルバーウィークで祝日が土曜日にかぶってしまっているため、三連休が少なめとなっています。その代わりに飛び石連休が3回も発生することになりました。有給休暇を使って土日につなげることで4連休や6連休にすることができます。混雑を少しでも避けるためにも、今年は飛び石をうまく活用するといいかもしれません。
2019年4月1日以降、法人は従業員に対して最低でも年5日の有給休暇を取得させる義務が発生しました(労働基準法第39条第7項)。職場の仲間とうまく調整をして、リフレッシュ期間を取りたいものですね。
※1 今年の1月2日は「振替休日」と呼ばれる休日です。これは国民の祝日に関する法律第3条第2項に規定された休日で、「国民の祝日」が日曜日に当たるとき、その日の後の最も近い平日を休日とするものです。1月1日は「元日」という祝日ですが、今年は日曜日にあたるため、振替休日として1月2日が休日になりました。