【厚木市】鳶尾にある「もりや亭」でつるし雛展を3月18日(土)までの金・土のみ開催中。圧巻です。
あつぎが大好き。3月3日はひな祭り。自分の雛人形はいったいどこに行ったのか不安な地域ニュースサイト号外NETライター(厚木市)のにこにこかおさんです。今回ご紹介するのは、つるし雛展を開催中の「もりや亭」です。
本厚木駅周辺から車で22分、鳶尾に「つどいカフェもりや亭」があります。国道412号線を愛川方面へ進み、鳶尾団地入口交差点を右折、コープ鳶尾店斜め前、角の花屋を曲がり直進するとあります。
もりや亭は、荻野地区、地域食堂を兼ねた寄合所です。お一人暮らしのご高齢の方々のふれあいの場所。集まるみなさんで、笑顔を確認し、声掛けあって、顔見知りになり、孤独感や孤立を防ぐ。地域包括支援センターに繋ぎ、介護や支援が必要なかたや認知症早期発見など、連携をとっています。
現在、もりや亭では、もりや亭新春企画展「もりや亭でつるし雛展」を開催しています。
「2023 もりや亭でつるし雛展」
開催日時:2023年1月13日金曜日〜3月18日土曜日
寄合所開催の金曜日土曜日12時〜16時にご覧いただけます。
今回も九州本場、柳川の手毬をはじめ、素晴しい、つるし雛をお借りしています。
●ご協力先生方
横浜市在住、浅香貞子先生
国立市在住、折原英子先生
愛川町在住、大野峰子先生
今回は愛川町の大野先生が加わり、さらに華やかです。そして、お雛様以外の干支飾りや、季節のちりめん細工作品も展示しています。
展示に参加していただいている先生方の作品です。横浜市浅香貞子先生は、今年で2回目の参加となります。福岡柳川の伝統つるし雛を継承されています。うさぎのお雛様かわいいです。柳川地方特有の女の子の初節句に飾られる吊し雛のことを「さげもん」とよびます。浅香先生は、柳川てまりの伝承者です。
そんな「さげもん」のモチーフに込められた意味をご紹介します。「さげもん」は一つずつに想いと願いを込めて作られています。可愛いモチーフの人形それぞれには「長寿」「健やかな成長」など子どもたちのために込められた願いと意味があります。
展示に参加していただいている先生方の作品です。愛川町の大野峰子先生は2023年から加わっていただいています。独創的な作風で力強く、くすっと笑ってしまう。愛嬌たっぷりの作品です。丁寧な作品作りで作品を観ると感動します。国立市在住、折原英子先生の作品も展示されています。
現在もりや亭では、つるし雛を展示中です。手まり、つるし雛の他、ちりめん細工の作品を観ることができます。ひと針ひと針丁寧な仕事をしています。ぜひじっくり観に行ってみてはいかがでしょうか?
素敵なつるし雛が見られる「もりや亭」は、入場料もなくお茶とスイーツで200円で、居心地のよい時間がすごせます。気持ちが優しいご夫婦で営んでいるもりや亭には、多くの方々の拠り所となっています。いろんな輪がここからできています。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
〈店舗情報〉
店名: つどいカフェもりや亭
住所: 神奈川県厚木市鳶尾4-6-15
営業時間: 12時~16時
開催日: 金曜日土曜日
公式ホームページ・公式Instagram