【豊見城市】「三輪そうめん」にオリーブオイル!スープはぜんぶ飲みほして
先日おじゃました豊見城市の「オリーブプラス」さんは、店舗内に「そうめんとそうざいのお店『SouSou』」を併設しています。こちらは、沖縄では希少な「三輪そうめん」に、極上オリーブオイルをマッチさせた独自のメニューがいただけるお店。これから蒸し暑くなる季節に向けて、新しいそうめんの楽しみ方を教わってきました!
こだわりオリーブオイルは、おそうざいとの相性抜群!
いざ「オリーブプラス」へ。約1カ月ぶりの訪問です。入って右側には、前回の記事の通りオリーブオイルが展示販売されています。イートインスペースは左奥に。テーブルのほかにカウンターもあるので、ひとりでも入りやすいお店ですよ。
この日は暑かったので、さっぱりするものを……とオーダーした「自家製酵素ジュース」。白ブドウを使っているので、まるでワインのような味わいです。
泡がシュワシュワと元気よく発酵しています。もちろんアルコールメニューもあります。おすすめはクラフトビール。季節によって取り扱い銘柄が変わるので、お店の方に聞いてみてくださいね。フードメニューはこちら(外部リンク)。
そうめんの準備まで、こちらのお惣菜をいただきながら待ちましょう。この日は、左から島豆腐(on 屋我地島の塩)、キャロットラペ、ポテトサラダでした。
使用オリーブオイルは、左から、
・スペイン「Melgarejo」(メルガレホ)オリヒナル
・スロヴェニア「LISLAK」(リスヤック)オレンジ
・スロヴェニア「LISLAK」(リスヤック)ガーリック
(いずれも外部リンク)
その場で、それぞれのお惣菜に合うオリーブオイルをトッピングしてくれます。
今回は、ポテトサラダにガーリックフレーバー、キャロットラペにオレンジフレーバー。お惣菜の味に深みを与えてくれるフレーバーが選ばれています。
特にガーリックは、簡単にペペロンチーノやガーリックトーストを作れるとあって、使い勝手は抜群。しかも、食べると確かにガーリックなのに、後味が残りません。
男性人気NO.1というのも納得のお味でした。
感動!そうめんとオリーブオイルのコラボ
今回は、基本の「シンプル冷やしそうめん」をオーダー。(麺の太さは「誉」(基本のそうめん)を選びましたが、お好みで、太麺の「珠すだれ」や「極細そうめん」にすることもできます。)
普通「そうめん」というと、水に入った状態で供されて、めんつゆの器が別に出てきます。
「シンプル冷やしそうめん」は、はじめから出汁に入ったぶっかけスタイル。
これは、出汁の濃さを最初から最後まで一定に保って食べられるように工夫した結果だそうです。そうめんの水切りが下手な私にはとてもありがたい方式。
お惣菜と同様に、そうめんもメニューごとにセレクトしたオリーブオイルを垂らします。
「シンプル冷やしそうめん」には、スペイン「Melgarejo」(メルガレホ)のセレクション(外部リンク)。辛み、苦み、香りともにバランスの取れたオイルで、味噌や醤油などの和風の味とマッチするオリーブオイルです。
「シンプル冷やしそうめん」のトッピングは、白ゴマとピンクペッパーだけ。本当にシンプルです。
これは、オリーブオイルに苦みや辛みが含まれるため、つけ出汁とそうめんの最適なバランスを考えてのこと。食べてみると「確かにこれは、ネギやショウガはいらないな」と思わせる味わいに仕上がっています。
そうめんは、コシが強くてつるっとした抜群ののど越し。噛むと、小麦の味わいが広がります。口の中に触れる食感すべてが、そうめんの美味しさを形作っていることが感じられますよ。
スープは最後まで飲み干して
そうめんのつけ出汁には、京都老舗割烹出身の料理人が魚選びからこだわり完成させた出汁を使用。塩分量はごくわずかなのに、素材の味を生かしているからしっかりした味です。そこに極上のオリーブオイルがトッピングされているので、そのまま飲めるスープに仕上がっています。
お店のかた曰く、「むしろ飲み干してほしいスープ」とのことです。最初はレンゲでお上品にスープを飲んでいたのですが、最期は遠慮せずにお皿ごとごくごく行っちゃいました。
最後に、デザートとしてバニラアイス。そしてそこにはスロヴェニア「LISLAK」(リスヤック)のトリュフ(外部リンク)をプラス。
白トリュフの上品な味わいは、スイーツにもマッチ。とたんにバニラアイスの甘みに奥行きが生まれます。女性人気NO.1のオイルだそうです。
食べる前は「そうめんだと軽いかな?」と思っていたのですが、オリーブオイルとスープ、そしてデザートのおかげで満足感のあるご飯に。
いつもと一味違ったランチを食べてみたい方、ちょい飲みのおつまみも美味しいものが食べたい方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
そうめんとそうざいのお店『SouSou』 店舗概要
住所:沖縄県豊見城市与根470−2
電話:098−851−3864
営業時間:11:00〜22:00
定休日:月曜日
WEBサイト ・Instagram(ともに外部リンク)