【24年6月14日オープン】炊きたて土鍋ごはんと甘辛和牛カレー、その一体感を楽しむお店が東銀座に出現
2024年6月14日、東銀座・歌舞伎座の裏手側に大注目のカレー店がオープンしました。
その名も『一体感』
看板には「炊きたての土鍋ごはんで食べる 絶品甘辛和牛カレー」とあります。
実はこちら、2020年、築地場外に登場し話題となったお店。
甘辛な黒毛和牛カレーと炊きたての土鍋ごはん、その「一体感」にこだわり抜いたカレー店なのです。
カレーは一択、選べるお米
多くの流行りのカレー店が複数のカレーの中から一つを選んだり、2種、3種とあいがけしたりするのとは真反対で『一体感』のカレーは「和牛ビーフカレー」一択。
逆に土鍋ごはんのお米は
- 一体感オリジナルブレンド米(山形県産)
- サキホコレ(秋田県産)
- 雪椿(新潟県 魚沼産)
の3種から選べるんです。
お米の種類、カレーの辛さ、量、トッピングを選び、オーダーを完了すると、ここから炊飯開始。コロンと丸い土鍋で一食ずつ炊き上げていきます。
炊き上がるまでの時間はおよそ30分。
待つ間は読書するも良し、一杯やるも良し。
いよいよ料理がやってきました。
見てください、あまりに美しすぎるビジュアル!
和牛ビーフカレー 1650円
- 米:一体感オリジナルブレンド米
- 辛さ:二辛 +50円
- トッピング:エビフライ一本 +250円 / 茄子 +200円
計 2150円(税込)
早速いただくとしましょう。
選択したお米は「一体感オリジナルブレンド米」。
山形が誇るブランド米「つや姫」と「雪若丸」を一体感の和牛カレーに合うよう特別配合したものです。炊き立てでふっくら、しかも一粒一粒のハリとツヤ、粒立ちが凄い。素晴らしき「存在感」です!
一方の「和牛カレー」も相当凄い。
ビーフは大きめカットの角切りでゴロッゴロ。具材の肉だけで60gあるそう!
肉の銘柄は日によって変わり、この日は山口県のブランド黒毛和牛「阿知須牛(あじすぎゅう)」でした。しっとり柔らか、かつ滑らかできめ細かな肉質が素晴らしかった。
看板に「甘辛カレー」とある通り、フルーティーな甘みの後から辛さがやってきます。牛の脂の旨味もしっかりとカレーに溶け出し「一体感」を生み出しています。
もともとスパイシーで辛さもあるカレーなので、迷ったら辛さUPなしでもOK。
私は辛いのが好きなので「二辛(めっちゃ辛い)」を選択しました。
なかなかの辛さですが、ちゃんとバランスは取れていましたよ。
そして、一番肝心なこと。
炊きたて土鍋ごはんと甘辛和牛カレー、その相乗効果と一体感が実に素晴らしい!
米が美味い、カレーが美味い、合わせるとめちゃくちゃ美味い。こんな素直な喜びが味わえるんです。
ザックリした衣が香ばしく、海老の旨みが凝縮したエビフライは個人的にはマストトッピング。肉厚で食べ応え抜群な茄子も素晴らしいですね。
「国民食」としてより手軽に、よりリーズナブルに進化してきた日本のカレー。
今ではあまりに手軽すぎて、親しみやすすぎて、その素晴らしさが忘れられがちにも思えます。海外では、日本のカレーの素晴らしさが絶賛されているというのに。
だからこそ、あえて手間暇をかけたプレゼンテーションで、日本のカレーと米の素晴らしさを再発見できるこのお店には、大いなる存在意義があると思うのです。
カレーと、米と、その一体感に向き合う時間。どうぞお楽しみください。
一体感
東京都中央区銀座4-14-1 石田ビル銀座 1F
営業時間(2024.6月現在):08:00 - 15:00(L.O. 14:30)
定休日:SNSにて要確認
公式Instagram: https://www.instagram.com/ittaikan.curry