【育児】ウソでしょ!?怖がりの息子(2歳)を人生初の映画に連れて行ったらどうなった?
この作者のその他のお話(全話一覧)はコチラ
_________________________________________________
こんにちは、ニシムラマコジです。
これは息子が2歳の頃、突然某アニメ映画の招待チケットが我が家に届いた時のことでした。
どうやら何かで応募した際に当選したらしく、家族みんなで喜んだのですが…その後ちょっとした問題が浮上。
果たして怖がりの息子が映画館にビビってしまわないだろうか…という問題です。
映画館といえば音もでかく、真っ暗になりますから、人生で一度もそんな経験をしたことがない息子には耐えられないんじゃないか。
そんな心配が両親の胸をよぎったんですよね。
それでもせっかく無料チケットが当たったし、息子も行きたいと言うわけですから、じゃあ一か八か行ってみようじゃないか、という結論になり、当たったのはペアチケットだったので、僕と息子の二人で行くことになりました。
そしていざ映画館に向かうと…息子は思いの外平気な様子!
暗くなっても大人しくしていますし、大きな音が出てもビビる様子はありません。
しかも幼児向けのアニメ映画だったので、映画の冒頭に登場キャラクターから「静かに見る必要はないよ」「大きな声を出して一緒に楽しもう」みたいなアナウンスもありまして…
多少騒いでもお行儀が悪くてもOKという雰囲気に、親子共々リラックスできて、非常に穏やかな気持ちで映画を鑑賞することができました。
ところが…そんな空気は長くは続かなかったのです。
お話の中で突然悪役的なポジションの、クモみたいなキャラクターが出てきたんですが…
そいつが登場した瞬間!
怖い…!!
なんと息子が急に立ち上がると、一目散に出口の方に走り始めたのです!
慌てて止めたものの、息子の顔は怯え切っており、今にも泣き出しそうでした。
それでも僕は「せっかく来たんだから」と言ってなだめたのですが、息子は「おうちに帰る」の一点張り。
だったらもう帰ろうかな、と一瞬思いましたが、往復一時間半かかる道のりをはるばるやってきたというのに途中で帰るなんてもったいない!と思った僕はすぐに帰るという決断はできず…
結局出口のドアの前で息子を抱っこして「もう少しで終わるから」と言い聞かせながら映画を見る、という道を選ぶことになりました。
その後は抱っこされて落ち着いたのかそれほどビビる様子は見せなかったものの、警戒心があったのか最後まで席に戻ることは許されず…
こうして息子の人生初映画館は、両親の心配通りの残念な結果になって幕を閉じました。
やれやれ…。
それにしても…息子がビビったキャラは悪そうな顔はしていても憎めない感じのキャラクターであり、そもそも幼児向けアニメのキャラですから大して怖い感じでもなく…
同じ場にいた子供たちの中で怖がっていたのは息子ただ一人でしたから、いかに息子が怖がりなのか浮き彫りになって、父としては残念というか非常に戸惑った次第です。
あれから10年近くが経つものの、プールのウォータースライダーにビビってしまうなど相変わらずな一面を見せている息子ですが…
あんまりビビってばかりいるとせっかくの面白い体験もスルーしてしまう可能性があるので、息子には色んなことに勇気と好奇心を持って挑戦し、父親のようなヘタレ男にならないよう、これから頑張って成長していってほしいと思います。
::::::::::::::::::::
<登場人物紹介>
とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。
おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。
みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
他の育児漫画(全話一覧)はコチラ(外部サイトに移行します)
見てね!