【碧南市】今年は山車譲受160周年の大祭。鶴ヶ崎区の誇り「玉車」の巡行を目に焼き付け盛り上がろう!
shungikuです。
鶴ヶ崎区の祭礼は山車譲受160周年の大祭だということで、山車(玉車)の「組み上げ」作業に伺い、鶴ヶ崎の新美区長をはじめ、山車保存会の板倉さん・原田さんにお話を聞くことができました。
後ほど紹介する今年度の企画や保存会の活動について熱っぽく語ってくださいました。
区内にはすでに「鶴ヶ崎山車まつり」の”のぼり旗”がかなりの数、立っていましたので祭り気分は上がっています。
鶴ヶ崎区山車保存会のみなさんが中心となり、組み上げ作業が始まりました。
この日(9月15日)は雨上がりで湿度も高く、なかなか大変そうでしたが和気あいあいと安全に注意して作業します。
区民館では各「厄年」の方々が集まり祭りの「衣装合わせ」(着方講座)中。
意外に難しそうですが先輩方の指導の下、練習していました。
祭りの担い手「厄年」の方々の絶対数や”参加者”の減少はどこの地域にとっても悩ましいところですので、質問してみました。
「少数精鋭と言いますか、祭りの参加に積極的な人間が集まっていますので、より団結力もありいいですよ。」
確かに祭り参加は強制的なものではありませんが地域の伝統を守り、さらに盛り上げていくためには「積極参加」の心意気が大切!
「鶴ヶ崎山車保存会」や「鶴ケ崎山車祭りを活性化する会」のみなさんは常に祭りの活性化や伝統の継承について議論を重ねていらっしゃることは、取材してみてよく伝わってきました。(それに楽しそう!)
区民館内では「ちゃらぼこ」の練習が始まっていました。
「ちゃらぼこ」「お囃子」「神楽」・・・などがそれぞれ「祭り」に向かって練習や準備を始めています。
伝統を守るために「若い力」が頑張っているのです。
組みあがった山車(玉車)は見ごたえがあります。
細工物も美しいので、ゆっくり眺めてみてください。
以前の玉車巡行の様子です。
旧大幕・水引幕は「市指定有形文化財品」として展示予定ですので、ぜひご覧ください。
今年度は、山車譲受160周年の大祭ということで様々な企画が目白押し!
12日(宵祭り)8:00~20:00 鶴ヶ崎区民館ホール
➀過去10年間のポスター展示
②旧大幕・水引幕の展示
③山車(玉車)・囃子・三番叟の変遷と”鶴ヶ崎のまつり”の展示
④「玉車」・「敏車」のお囃子共演 ※本祭り16:00頃 山神町交差点西側
「敏車」を自作した水野敏廣氏は阿久比町横松地区の山車保存会会長職後、鶴ヶ崎区山車保存会会員として大工職人の知識・技量を以って「玉車」の修復に多大なる功績を残されました。
今回、水野氏の自作山車「敏車」も巡行いたしますのでお楽しみに。
山車の巡航ルートです。
参考にしてください。
なお、ルートは諸事情により変更になる場合もありますのでご承知おきください。
本祭り巡行ルート
愛知県では各所に「山車」があり「スタンプラリー」が開催されていることをご存知ですか?
もちろん、鶴ヶ崎区の「玉車」もスタンプラリーに参加しています。
祭り好き・山車好きのみなさん、この秋、スタンプを集めながら「祭り巡り」も楽しいのではないでしょうか!
まずは「鶴ヶ崎区祭礼」にお越しいただき自慢の山車をご覧ください。
そして、1つ目のスタンプをゲットしてください!