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【京都市中京区】季節に合わせて移り変わる、本と野菜を楽しめるカフェ_本と野菜 OyOy

みつこぶぶ漬けを出さない系ライター(京都市)

こんにちは。
もうすぐ11月。
秋らしいお天気になってきたように感じます。

本日ご紹介するのは、「本と野菜 OyOy」というヴィーガンカフェです。

2020年6月にオープンして以来、何度か喫茶で利用しているのですが、先日初めて軽食をいただいたのでご紹介させていただきます。

場所は地下鉄烏丸御池駅すぐの新風館の中にあります。
ガラス張りになっているので、外からでも木のインテリアの温かみや、店内の壁や奥にもたくさんの本があることが分かります。

店内の本棚には、世界中の食べ物の本や、旅行のエッセイ本など、さまざまなジャンルが取り揃えてあります。本棚にジャンルの表記がないので、どこに何があるかわからない面白さがあります。

本のほかにも、提携農家の方が有機栽培で育てたこだわりのお野菜や、珍しい調味料などが販売されているので、カフェ以外の楽しみ方もできるお店です。

こちらのカフェは、「坂ノ途中」という農産物の販売などを行っている会社と東京の神楽坂にある本屋「かもめブックス」を運営する鴎来堂が協力して運営しているそうです。

坂ノ途中とは

「100年先もつづく、農業を。」をビジョンに掲げ、よりよい社会や農業のあり方を追い求めている2009年に設立された会社です。

100年先もつづく農業のあり方を考えてる「坂ノ途中」には、西日本を中心に約400もの農家さんとのつながりがあるそうです。

会社の中には「坂ノ途中の研究室」という企業や行政と協力して、よりよい農業のあり方を一緒に調査・研究するチームや、「farmo」という生産者の方々が抱える農業に関する問題を解決するためのプロジェクトがあります。

農業を通して、よりよい社会を目指す。

100年先の社会は想像できないですが、人々が安心して美味しいものを食べられるように、「農業」という産業はあり続けてほしいと思います。

OyOy(おいおい)に込められた思い

お店の名前にも入っている「OyOy(おいおい)」。

この言葉にはこんな思いが込められていました。

野菜や本をもっと身近に、そして日常に少し豊かさを届ける、そんなお店になればいいなと思います。きっと時間がかかることですが、ゆっくり、そのうち、おいおい……ですね。

坂ノ途中が大切にしている「野菜は生きもので、ひとつひとつ味や形に個性があり、日々変化していく」という考えを、お料理と空間で表現するために「OyOy(おいおい)」は生まれました。

この日いただいたのは、
「チーズトースト」(650円)とアイスティー(600円)。

このチーズトーストは月曜日から木曜日の限定メニューで平日でしか食べることが出来ないレアメニュー。

京都堀川のパン屋「コハルビヨリ」の食パンに、チーズと季節のフルーツを使った自家製のジャムが乗っています。
大きめのピクルスもサイドについてきます。

自家製のトマトソースが付いたトースト、キャロットケーキやプリンなどの素材にこだわったスイーツもあるので、次回オーダーしたいです。

紅茶は愛媛県にある「にのらく農園」から来た「べにふうき和紅茶」。

しっかりとした味と香りがあって、ミルクを入れるとおいしいミルクティーになりました。

お店で提供されるコーヒーは、「海ノ向こうコーヒー」という坂ノ途中のコーヒー部門で作られているそうなので、コーヒー好きの方にはぜひ一度味わってみてほしいです。

季節の移り変わりを感じることが出来る野菜と本のカフェ。

ほっと一息つきたい時、自分を癒したい時、新鮮なお野菜が欲しい時など、ぜひ訪れてみてください。

■店舗名:本と野菜 OyOy

■住所:京都市中京区場之町586-2 新風館1F

■最寄駅:地下鉄烏丸御池駅すぐ

■営業時間:
〔月・水・木〕※火曜定休
DRINK / DESSERT 11:00-19:00L.O.
※月のみ FOOD 11:00-15:00L.O.

〔金・土・日〕
FOOD 11:00-15:00L.O. / 17:00-20:00L.O.
DRINK / DESSERT 11:00-20:00L.O.

■客席数:20席(テーブル席)

公式サイト

ぶぶ漬けを出さない系ライター(京都市)

京都出身在住のみつこです。最近はサウナと麻雀にハマっています。徒然なるままに京都の「いとおかし」を綴っていきます。

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