【厚木市】明治後期から続く老舗和菓子店が作るフルーツ大福は美味。水ようかんが美味しい季節になりました
あつぎが大好き。求肥に包まれた大福が大好きな、地域ニュースサイト号外NETライター(厚木市)のにこにこかおさんです。今回ご紹介するのは、老舗和菓子屋「きらく山口屋」です。
お店のホームページがあるわけではないのですが、常連さんも多く人気の和菓子屋さんです。お店の方からお話を伺ったところ、明治後期から続いている老舗の和菓子屋さんであり、店主の姓が変わって長谷川氏の代になってからは3代目とのことです。今は息子さんも手伝って一緒に和菓子を作っているそうです。
6月に訪れましたので、店頭には六月のお菓子「水無月」が出ていました。「水無月」といえば、京都では水無月を6月30日に食べる風習があります。古くから1年の前半最終日である6月30日には半年間の身の汚れなどを払い、残りの半年間を何事も無く生活できるようにと祈願する行事「水無月の祓い」があるそうです。
創作和菓子
店頭のカウンターにはどら焼きやお饅頭が並んでいます。創作和菓子があるのも魅力です。どら焼きの種類も、餡の種類は沖縄黒糖、うぐいす、白手亡、小豆、いちごバターどら焼きに、チーズどら焼きもありますよ。
きらく饅頭
お店の名前がついている「きらく饅頭」。中にはレーズンとチーズが中に入っているとはちょっと変わり種ですね。きらく饅頭150円、厚木ショコラ150円、ミルク饅頭150円がありました。
あゆコロちゃん
厚木どラスクは、あゆコロちゃんの焼き印が押されているどら焼きの皮のラスクで、パリパリとした硬い食感です。味は紅茶とノーマル2種類あり1枚80円です。プチギフトにしてもいいかもしれませんね。
フルーツ大福
筆者が一番食べたかった、フルーツ大福! 季節によって求肥と白あんに包まれるフルーツは変わります。6月はパイナップル216円、ハウスミカン、キウイ(ゴールド)各300円がありました。大きくカットしたフルーツが柔らかいお餅のなかに包まれていて瑞々しく美味しい大福です。
甘くて美味しいパイナップルを厳選して使用しているそうです。
和三盆糖水ようかん
暑くなってきたので、ひんやり冷やした水ようかん食べたくなりますよね。丁寧に作られており、口に入れると滑らかで、そして竹の容器に入って静寂と涼を感じられる和三盆水ようかん(180円)です。水まんじゅう(170円)も販売しています。暑い日にはひんやり和菓子食べたいですね。
ロールケーキ
和菓子屋が作る洋菓子。冷凍ロールケーキを販売しています。値札が出ていたら冷凍庫にありますので、注文すると出してもらえますよ。
苺とブルーベリーは果肉がクリームや、スポンジにも入っていて濃厚でいてさっぱりと食べられます。冷凍しているので解凍してひんやりした状態で食べることも出来るので夏には嬉しいひんやりロールケーキです。
プリンまで
とろーりぷりん350円も販売しています。さらにケーキもあったりしますので洋菓子も楽しめます。
ケーキは冷凍で販売しているので、また家で冷凍庫に保存しておいてもよいし、解凍してひんやりしたスイーツを頂くのも良いですよ。
今季終了しましたが、実はいちご大福絶品です
今季の販売は終わってしまいましたが、いちご大福は絶品でした。食べてみると、柔らかい薄い求肥のなかに白あんと苺がいい塩梅に入っています。いちごは、厚木産のいちごを使用して瑞々しいいちご大福でした。また来季楽しみにしておきます。
串団子 みたらし(昆布だし)
気になる串団子を発見しました。みたらし(昆布だし)と書いてあります。お店の方に伺うと、大量の昆布を使ってだしを取って、その昆布だしがみたらし餡に入っていて、美味しさが団子にしみ込むそうです。柔らかいお餅としっかり固まったみたらしの餡が最高です。毎回あるわけではないのであったらラッキーです。
大福には、ひとつひとつわかるようにシールが貼られて、小ぶりなのでぱくっと食べられるサイズです。フルーツ大福の大きさの違いもわかりますね。
萌え断大福
クリーム大福は冷凍での販売になりますので解凍してからいただきます。半解凍で少しアイス大福のようで美味しいです。クリーム大福は、抹茶、コーヒー、カスタードがありました。
店内では、コーヒーを淹れてくださいと伝えれば、一杯淹れてくれるそうです。メニューは無いので、時間に余裕がある方は、お店の方に伝えてゆっくりできますよ。ぜひ足を運んでみてください。
〈店舗情報〉
店名: 和菓子舗 きらく山口屋
住所: 神奈川県厚木市岡田5-6-16
電話: 046-228-4964
営業時間: 09:00~17:30
定休日: 月曜日 (月曜日が祝日の場合は火曜日がお休み)
駐車場: あり