【春日井市】保健所からの命を繋ぐ。年間約400匹の猫を保護する「保護猫団体ちーむにゃいんず」
※記事には包帯を巻いた手先と尻尾が欠損した子猫の画像が含まれています。苦手な方は閲覧にご注意ください。
東海3県を中心に、保護猫活動をされている保護猫団体「非営利団体ちーむにゃいんず」をご紹介します。
主に岐阜県の保健所からの引き出しを中心に活動されている保護猫団体で、春日井市内では毎月第1・第3土曜日に下原町にある玉雲寺にて保護猫譲渡会を開催されています。
年間の保護数は400匹にものぼり、怪我や病気がある子でもケアをし、里親さんに繋ぐ活動をされています。
今回伺ったのは、11月2日(土)に春日井市下原町の「玉雲寺」にて開催された「非営利団体ちーむにゃいんず」の保護猫譲渡会です。
「ちーむにゃいんず」は2020年から瀬戸市を拠点とし活動されている保護猫団体です。
現在は保健所からの引き出しを中心に、地域の野良猫の保護やTNR、多頭飼育崩壊現場のレスキューなどもされています。
保健所に入られるようになったのは2021年4月からだそうで、そこから年間300~400匹の猫たちを保護、譲渡されています。
活動を開始された2020年8月~2024年11月現在までの譲渡数は1405匹、保護数は1624匹にものぼります。
(2023年度の譲渡数は389匹、保護数は約400匹。
2024年4月~11月までの譲渡数は232匹、保護数は301匹です。)
預かりボランティアさんも県内の様々な場所におり、ハンディのある子も積極的に保護されているのが特徴です。
保健所に収容される子の中には、手足が怪我などにより欠損している子や麻痺を抱えている子など、様々な子がいるそうです。
ちーむにゃいんずでは、そういった子たちも分け隔てなく保護し、ケアをして里親さん探しをされています。
ハンディのある子は医療費もかかりますし、ケアの労力もその分かかります。
それでも、そのままにしておけば殺処分されてしまう子たちを救い、新しい家族へと繋げる取り組みは素晴らしいものだと思います。
近年「保護猫」というものが大分周知されるようにはなってきたものの、まだまだ「保護猫」や「保護猫譲渡会」自体を知らない方や、お迎えの候補にあがらないケースも多いと感じています。
新しい家族を待つ猫たちは未だに多く、命を救うために一生懸命活動されている保護猫団体さんもたくさんいます。
ライターも保護猫と暮らしていますが、猫との暮らしはこれまでの人生が一変するほど素晴らしいものです。
猫と暮らしたいという方は、命を買うのではなく、是非「救う」ための最終の場である「里親」になるという方法、そして「保護猫」に目を向けていただけたらと願います。
※取材では非営利団体ちーむにゃいんず様のご協力により一部画像を無償でご提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
【団体情報】
非営利団体ちーむにゃいんず
非営利団体ちーむにゃいんず(リンク先:ちーむにゃいんず公式サイト)
Instagram:@team_nyainz(リンク先:ちーむにゃいんず公式Instagram)
@team_nyainzhouse:(リンク先:ちーむにゃいんずシェルター紹介Instagram)
X:@nyains_seto(リンク先:ちーむにゃいんず公式X)
TikTok:@team_nyain_tiktok(リンク先:ちーむにゃいんず公式TikTok)
春日井市内で開催される次回保護猫譲渡会
開催日時:2024年11月16日(土)10時~15時
会場:玉雲寺
住所:春日井市下原町2027
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