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【川崎市中原区】2組のカルガモが子育て中の二ヶ領用水 武蔵小杉から中原区のはずれまで歩く(後半)

オリテアガル一般社団法人まめっつ理事・ウォーキング担当(川崎市)

中原区内を全部歩いて記事を書く、オリテアガルです。

武蔵小杉から二ヶ領用水をまっしぐら、中原区のはずれまで歩いてみたの後半です。前半はこちらです。前半では、花桃の実がなる夏の二ヶ領用水を歩いています。

花桃が続く中に、きれいな緑色のセンダンの実もなっていました。木にかかっている説明によれば、樹皮、果実は生薬に、種子は数珠に利用されるとあります。

このあたりも花桃の木が続きます。泉澤寺そばの白田橋から見た風景、ずらっと花桃の木です。春には桃の花できれいなところです。

ここをしばらく行くと、もう1組のカルガモの親子を発見! おかあさんガモの後ろについて、行儀よく並んで泳いでいます。

反対側の岸について、子ガモたちを見守るおかあさんガモの視線がやさしいです。「さあ、みんな、今度は反対側へ行きますよ」とばかりに鳴いて方向転換しています。

また反対側へ。子ガモたちは、おかあさんガモにぴたっとくっついて離れません。

一方、花桃は…。この辺の花桃も実がたくさんなっていますね。

上家内橋(地図を見る)付近を過ぎたところで、ピィピィと鳴き声が聞こえました。また子ガモたちです。2組めの家族がいました。

こんなところでも赤ちゃんガモが生まれていたのですね。

最初に見た子ガモたちより少し大きいからか、元気に思い思いの方向へ泳いでいました。

さて、先へ進みましょう。多摩沿線道路と交差するところ、水門があります。「八ツ目土と水道水現地」と案内が建っています。地図を見る

「ここは多摩川の旧堤防」と案内板にはあります。現在では多摩川はここから徒歩12、3分のところなので、ずいぶんと移動したのですね。八ツ目土(やつめど)というのは「8回目の土手」という意味もあるとも案内板にあり、それほど多摩川が度々決壊したところだからだそうです。

落ちた葉がたまっているところで、カモの一団が寝ていました。そんな寝床でよかったでしょうか?

川にかけられた橋のようなものがありました。かなり間が広いはしごのようになっていて、渡るには難易度高そうです。

柵のある道になり、しばらく柵が続きます。宮内遊歩道です。地図を見る
かわいい花も咲いていました。このへんは中原区宮内3丁目。この柵が終わるところまで歩いたら高津区の住所になりました。武蔵小杉駅から歩いて、中原区と高津区の境目まで来ました!

さて、こちらが高津区側の風景です。中原区側と何が違うかわかりますでしょうか?

植えてある木の種類が区の境目で変わります。中原区側にあった花桃の木は、ここを境になくなります。柵も変わっていますね。

楽しい発見があった二ヶ領用水まっしぐらウォーキング。お時間ある時にぜひ歩いてみてください。

長い距離を歩いて疲れてしまった場合は、近くにある宮内西のバス停留所(地図を見る)から武蔵小杉駅へ行くバスが出ています。

東急線武蔵小杉駅から行き方
東急南口から3.9km 48分 地図でルートを見る
 ウォーキングの歩数 片道約5570歩
 (歩数は歩幅70cm換算)
暑いので、歩く時は水を持ってお出かけください。お昼頃は大きな木陰がないところも多く、朝や夕方のウォーキングをおすすめします。

一般社団法人まめっつ理事・ウォーキング担当(川崎市)

「川崎中原ウォーキング」すべて歩いて行ったところをご紹介します。普段は会社員として働く傍ら、がん患者・がん経験者のための運動をエビデンスを元に推進する活動をしていて、ウォーキングなどの有酸素運動や筋トレを指導しています。続けるには手軽で楽しいこと! 楽しく出かけられる中原区内の場所や写真スポットをご紹介しますので、ぜひ「歩いて」行ってみてくださいね。

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