【ペンギン4コマ・132】生放送のお天気番組で起きた《小さな事件》!
ちょっとのことで すぐに傷ついて、すぐに絶望してしまうペンギンさん。
誰が呼んだか「ぜつぼうペンギン」。
これまで色々な【日常の絶望】を描いてきた1話完結の4コマ漫画シリーズです。
今回は、お姉さんが明日の天気予報を教えてくれるお天気番組から始まります。
はたして、どんな悲劇と絶望が 彼を襲うのか…!?
ペンギンさん4コマシリーズ
第132回「お天気番組で事件が!」
その他の4コマは、こちらの一覧から。
あとがき
今回のお話は実際にあった生放送のハプニングをもとに描いたパロディです。
一時期ネットで話題になったので、知っている方も多いかもしれません。
最後に登場した、青一色の壁。
ブルーバックと言って、背景を青一色にすることで「青色の部分を透明にして、別に映像に置き換える」って処理ができるんですね。
今回のお話では、ブルーバックに天気図を映し出していたわけです。
40代以上の方なら「電波少年」の手法って言ったら伝わるでしょうか。
出演者が青い壁の前で青いポンチョを着ることで、テレビ画面にはタレントの顔だけが映っているという奇妙な番組でした。
ブルーバックは割と古くからある合成技術なんですが、ハリウッド映画のメイキングで見かけるのはグリーンバックなんですよね。青じゃなくて緑。
何で日本と海外じゃ色が違うんだろうって前から不思議だったんですが、今回のお話を描く上で調べてみたら、こんな記事を見つけました。
グリーンバックとブルーバックの違い
欧米人などは肌の色が白く、目の色が青いため、ブルーバックを使ってしまうと、動画編集の際に肌や瞳が透明になってしまうため、グリーンバックが適しています。
逆に、アジア人は肌の色がオレンジや赤に近いためブルーバックの方が背景色と重なりにくいため、ブルーバックがよく使われます。
LED TOKYOさんの《VFXに使われる「クロマキー」とは?語源や背景色の選び方・撮影のコツを解説!》より抜粋引用。
欧米人の青い目が透明になっちゃうから、ブルーバックが使えないんですね。
言われてみれば納得の理由でした。
以上、4コマ漫画よりも分量の多いタメになる豆知識のコーナーでした。