【岐阜市】悲しみの声続出・・・岐阜駅前「南陽堂書店」が90年の営業に幕
2022年8月31日、「南陽堂書店」が閉店します。大きな書店が閉店を続けている中、駅からすぐのところにある本屋ということで、地元の人を中心に親しまれているお店でした。
「神田町6」交差点から名鉄岐阜駅のほうに歩いて行くと見えてくるカラフルな看板。2階部分の窓には、スタッフさんが描かれたポップが飾られています。
お店は2階建てで、1階は雑誌が中心、2階は少しマニアックな本も置いてあると口コミで話題になっていた本屋さんです。久しぶりにお邪魔しましたが、以前とほぼ変わらない本棚のレイアウトでした。
お店の方にお話をうかがったところ、90年間ほど営業されていたそうです。そんなに長い間営業されていたことにビックリしました。
閉店についてうかがうと「紙の本じゃないとダメという人もいるけれど、そういってくれる人は少ない。インターネットで本が買えるようになり、スマートフォンでも気軽に本が読めるようになった。時代が変わったから仕方がない」と残念そうにお話くださいました。
SNSでは閉店を知り「ここがなかったら今も読んでない本がたくさんあったと思う」という声や、初めてのバイト先で大人への出発点だったのにと悲しむ声などがみられます。思い出がある方や、買い忘れている本がある方は、出かけてみてはいかがでしょうか?
【店舗情報】
南陽堂書店
住所:〒500-8833 岐阜県岐阜市神田町7丁目7−2
営業時間:10:00〜19:00
定休日:日曜日
無料駐車場:なし