ガンプラレビュー [趙雲ダブルオーガンダム&碧竜駆 SD三国創傑伝 07]
「SDガンダムワールド 三国創傑伝」より、自警団「ドラゴンズウォッチ」に所属する青年、
「趙雲ダブルオーガンダム(チョウウンダブルオーガンダム)」をご紹介します。
「三国創傑伝」は海外で先行していたシリーズで、国内では今年(2021)から本格展開されました。
SD三国創傑伝 趙雲ダブルオーガンダム&碧竜駆
定価¥1,100(税込)
2021年2月に発売されたキットで、専用バイク「碧竜駆(ヘキリュウク)」がセットになっています。
■全体像
「ダブルオーガンダム」をモチーフとした「趙雲」です。
フレーム部分は「劉備ユニコーンガンダム」と同じパーツで構成されています。
全体的な構造も、おおむね同等です。
■パーツ構成
パーツ構成は、成形品が8枚に、シールが1枚。
ポリキャップは使われておらず、関節はそのほとんどがKPS素材による接続です。
また、シールは紙製で非常に破れやすく、基本的に張り直しはできません。
「XA1パーツ / XA2パーツ」はトリニティバイクと同等品(色違い)です。
※ KPS:強化ポリスチレン(バンダイオリジナルブレンドの新素材)
■キットの内容
- 本体
- 閃光(右サイドアーマーに装着済み)
- 瞬光(左サイドアーマーに装着済み)
- 碧竜駆
- ジョイントパーツ
■付属品
閃光(センコウ)&瞬光(シュンコウ)
サイドアーマーに装備されている2本の槍です。
長いほうが「閃光」で、短いほうが「瞬光」。
標準の握り手で保持可能です。
碧竜駆(ヘキリュウク)
趙雲の専用バイクです。
造形上は、単独で販売されている「トリニティバイク」とほぼ同等。
フロント回りの組み立て方を変更し、専用カウルを追加する事でオリジナリティを演出しています。
趙雲を乗せる場合は、後部にある多関節ジョイントを背中に接続します。
この際、リアアーマーには付属のジョイントパーツを組み付け、
車体の後部に接続。
バックパックは、多関節ジョイントにを間に挟むかたちで、背中に戻します。
流線形なカウルのお陰で、トリニティバイクより速そうに見えますね。
ウインドメモリ
ウインドメモリは、バックパックに装着されており挿抜可能です。
取り外したメモリは、碧竜駆のコンソールにも挿入できます。
■基本構造
本体
「頭部」「腕部」「腰部」「脚部」は、すべてボールジョイント接続です。
腕部
接続は「二の腕」と「ハンドパーツ」がボールジョイントで、肘には関節がありません。
胸部
腹部との間にクランク状の関節があり、自然な感じで前後できます。
腕の付け根は、わずかですが前に引き出せます。
バックパック
バックパックには、左右のユニットがボールジョイントで接続。
その先、GNドライヴが二軸のアームで、マントがボールジョイントで接続されています。
腰部
フロントアーマーもボールジョイント接続です。
股下には3mm穴があるので、スタンドは一般的な丸軸タイプを使用できます。
脚部
「サイドアーマー」が軸関節、「足部」がボールジョイントで接続されています。
アンクルアーマーは足首に通す構造です。
回転のみに可動を制限されますが、ポロリがないので、このほうが遊びやすいですね。
膝には関節があります。
肘関節が無く、膝関節がある、一般的なBB戦士とは逆の構造です。
■アップを数枚
以上、SD三国創傑伝「趙雲ダブルオーガンダム&碧竜駆」のレビューでした。
■まとめ
- 劉備、関羽らと同じ共通フレームが採用されています。
- 碧竜駆とセットで¥1,000の高コスパ!
- 碧竜駆のタイヤが青いので、ここは部分塗装がお勧めです。
- 組み立てに工具は必要ありません。(タッチゲート仕様)
- シールは非常にやぶれやすいので注意しましょう!