【京都市】北区 京都の鷹峯「悟りの窓」「迷いの窓」で知られる曹洞宗の禅寺『源光庵』!
京都の鷹峯は、本阿弥光悦という芸術家ゆかりの場所でもあります。
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鷹峯には、JR東海のポスターにもなった有名な寺院があります。
「悟りの窓」「迷いの窓」で知られる曹洞宗の禅寺『源光庵』です。
正式には鷹峰山寶樹林源光庵といい、別称「復古禅林(ふっこぜんりん)」と呼ばれています。
曹洞宗の禅寺『源光庵』は、貞和2年(1364)に臨済宗の寺として創建され、元禄7年(1694)に曹洞宗に改められました。
素敵な門と綺麗に手入れされた庭を楽しめます。
本堂へはまず受付で入山料をお支払いします。
入ってまずは、素晴らしい襖絵などを拝見します。
開放的な書院の山水図障壁画の襖絵は、江戸時代中期、山口雪渓による水墨画です。
またその天井には、伏見桃山城より血天井が使われています。
伏見桃山城遺構血天井の写真を撮る時には、気をつけてくださいねというお話を聞きました。
400余年前の伏見城の戦いで自刀した血痕が残る床板を移築したものです。
手形や足形の血痕が確認できます。
これは関ケ原の戦いに由来するもので、徳川家康が会津若松の上杉景勝を討伐しようとしたことが発端でした。
『高津商会』の小道具たちが活躍する時代劇や日本映画にも出てくるようなお籠や太鼓などありました。
紅葉の季節も圧巻ですが、今の青紅葉の季節も綺麗な「悟りの窓」と「迷いの窓」
。
うっとりとしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
本堂には、ご本尊として華厳の釈迦牟尼佛が祀られています。
霊芝観世音像も祀られています。
自然とともにある寺院の窓から見れる青葉の美しさが圧巻ですよ♪
源光庵
603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町四七