京都三山のひとつとして北山・東山と並ぶ「京都西山」は、京都市洛西地域、向日市、長岡京市、大山崎町にまたがる地域で、竹林や美しい田園風景、桜、紅葉など見どころ満載の自然豊かな地域です。

　そんな京都西山に足を運ぶきっかけをつくり、また訪れたいと思ってもらうため、京都西山の飲食店、商店、マルシェ、寺社を巡る「京都西山スタンプラリー2024」が2024年9月16日から12月10日まで開催されます。今年のスタンプの設置個所は、エリア内の飲食店、商店、寺社など48か所に及びます。

　スタンプの個数に応じて、20,000円相当の京都西山セット（抽選１名）始め、洛西高校生がデザインしたスタンプデザイン入りのオリジナル手ぬぐい（先着８０名）、ラクセーヌ商品券５００円分（先着４０名）、「京都西山ＰＲキャラクター」付箋 （先着３００名）、京都竹の郷温泉万葉の湯割引入館などの景品ももらえます。

　期間中は、ちょうど紅葉シーズンにも差し掛かります。京都西山では古来より由緒ある寺社仏閣で美しい紅葉も愛でることができます。大原野神社、勝持寺、金蔵寺、正法寺、十輪寺、三鈷寺、光明寺、長岡天満宮、柳谷観音 楊谷寺、宝積寺、離宮八幡宮、善峯寺（11月8日まで）といった名だたる名所にもスタンプが設置されます。

　西京区の三鈷寺は、境内からまさに雲海の中にある京都の街の絶景を展望することができます。晴れた日には、宇治、城陽、木津方面まで見渡すことができ、「天空の寺」とも呼ばれています。山門前の紅葉と本堂前にある、たくさんのお地蔵さんに覆いかぶさるように植えられた紅葉と柿の木のコントラストが絵になります。

　柳谷観音 楊谷寺は、花手水発祥の寺といわれる観音霊場で、1200年前から信者の方々により歴史を紡がれてきた古刹です。 その昔、霊元天皇が独鈷水で眼病を治癒したとの伝承があり、天皇へ献上するようになりました。豊臣秀吉の側室、淀殿も、毎日この独鈷水で洗顔していたのだとか。境内に入るといきなりフォトジェニックな光景があちこちに広がっています。

　菅原道真が在原業平と詩歌管弦を楽しんだとされる歴史ロマンあふれる神社「長岡天満宮」の境内には、たくさんの紅葉が植えられていて、紅葉の名所でもあります。錦景苑には地形を利用して滝が作られていて、その滝の周りに100本ほどのモミジが植えられていて、夜間ライトアップも行われます。

西京区役所洛西支所地域力推進室まちづくり推進担当（京都西山ＰＲキャラクター）（外部リンク）075－332－9318（外部リンク）

「天空の寺　三鈷寺」（外部リンク）京都市西京区大原野石作町1323　075-331-0022

「長岡天満宮」（外部リンク）長岡京市天神２丁目１５−１３　

「柳谷観音 楊谷寺」（外部リンク）京都府長岡京市浄土谷堂の谷2　075-956-0017