【営業終了】岐阜・岐南町の人気パティスリー「流星」が8月末で閉店・10月同地に別名で再オープン予定
岐阜県と愛知県の県境に近い国道21号線沿いのショッピングモール内にあるパティスリー「洋菓子と珈琲 流星」さん。岐阜市内にある人気カフェ「喫茶室 山脈」の系列店として2022年9月から営業していた同店が、2024年8月末をもって閉店することとなりました。種類豊富な焼き菓子やクオリティの高いケーキを販売する人気店のラストランを見送ることとなったこの日、「洋菓子と珈琲 流星」という名前を冠した現店舗にて最後のお買い物をさせていただきました。
「洋菓子と珈琲 流星」ってどんなお店?
「洋菓子と珈琲 流星」さんがお店を構えているのは、岐阜県羽島郡岐南町にあるショッピングモール・フォーカスポーカスの1階。岐阜市内の人気店「喫茶室 山脈」の系列店として営業していた同店ですが、2024年8月末を持って閉店することが決定しました。
現在の店舗には、「喫茶室 山脈」にて提供されているコーヒーが紙パックで販売されています。
テイクアウト用ドリンクに使われているコーヒーも、紙パックのものと同様に系列店もの。岐阜市内まで行かなくても「喫茶室 山脈」さんの美味しいコーヒーを飲むことができる貴重な場所だったため、やはり残念な気持ちは否めません。
カウンターの上には豊富な種類の焼き菓子がずらり
お店の中にL字に配置されているカウンター。その上には、クッキーやパウンドケーキなど豊富な種類の焼き菓子がずらりと並んでいます。
この日購入したのは、パウンドケーキ2種とレモンケーキ。パウンドケーキは常時3〜4種類程度店頭に並んでいます。
お皿の上に並んでいるレモンケーキは、オーダー後にひとつずつていねいに個装。レモンのさわやかな酸味とシュガーグレーズの甘さがマッチした、筆者おすすめの焼き菓子です。
写真映え抜群&高クオリティなケーキ
訪問したこの日はまだ公式にお店の閉店が公開されておらず、友人とともにたまたま同店を訪れて今回の記事作成の許可をいただいた際に閉店する旨をパティシエご本人から聞くこととなった筆者。普段は県外で生活しているため8月中の再訪は難しいと考え、ちょっぴり欲張って3個のケーキを購入しました。
グレープフルーツとココナッツを使ったシュー生地のケーキ「プラネタリウム」は、暑い岐阜県の夏にぴったりなさわやかな味わい。こちらは季節限定商品となっています。
ヘーゼルナッツ、アーモンドといったナッツの味わいにくわえてビターなココア生地を使ったつや感のあるムースケーキ「銀河」は、同店屈指の人気商品。前出の「プラネタリウム」同様、「洋菓子と珈琲 流星」というお店の名前にかけて“宇宙”を連想するネーミングを採用しているところにお店のこだわりを感じます。
定番ケーキのひとつ「ミルフィーユ」は、筒状に絞ったクリームが特徴のユニークなビジュアルが特徴。ざっくりと厚めに焼き上げたパイは食べごたえがあり、カスタードとバターをあわせた濃厚なクリームが後引く美味しさとなっています。
店内にイートインスペースはなし
小ぢんまりとした規模の店内にずらりとお菓子が並んでいる同店。店内にイートインスペースはないため、その場で飲食する場合は屋外に設置されているテーブルを利用しましょう。今回筆者もこの場所を利用したのですが、日中は猛暑となる真夏の岐阜県。当然気温が高いため、その場でケーキが溶け始めてしまいます。できれば自宅へ持ち帰り、落ち着いた状態でスイーツを味わうことができれば良いですね♪
「洋菓子と珈琲 流星」の詳細情報
【住所】岐阜県羽島郡岐南町上印食8丁目123-1 フォーカスポーカス 1F
【電話番号】058-215-1565
【営業時間】11時00分~19時00分
【定休日】火、水曜日
【公式サイト/SNS】公式サイト / Instagram
リニューアル期間を経て10月初旬同地で別の店舗をオープン予定
「洋菓子と珈琲 流星」というお店は8月末日で閉店となりますが、今回営業終了となる理由は、同店のパティシエが独立して新たにお店を開くというもの。「喫茶室 山脈」系列店としての営業は終了しますが、閉店から1か月後の10月初旬より同地で「pâtisserie riplesse(パティスリーリプレス)」という新店舗をオープン予定とのこと。同じ場所で同じ作り手が手掛けるお菓子を変わらずに購入することができるとあれば、今後も安心ですね!現店舗の閉店から新店舗オープンまでの動向は両店舗の公式Instagramで確認することができるので、そちらをご確認ください。現店舗での営業は残すところあと半月あまり。閉店前に「洋菓子と珈琲 流星」というお店の軌跡を確認するべく、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。