「ごはんとお酒　せんか」は、寝屋川市大利町に佇む小さなお店。2024年2月にオープンしたこのお店に、ずっと行きたいと思っていました。

というのも「お酒を飲まない人でも気軽に立ち寄れるように」との思いから「お酒とごはん」ではなく「ごはんとお酒」というネーミングに至った、というエピソードを耳にしていたからです。

お酒を飲まない私のような人にとっては、飲み屋さんというのは疎遠な存在。そもそも夜に出歩くということ自体、滅多にありません。

ちょっとドキドキしながら店内へ足を踏み入れます。

アットホームできれいな店内です。とても清潔感があり、細かやな気配りが行き届いていることがすぐにわかりました。

カウンターに並ぶのはその日のおばんざい。国産の材料にこだわった日替わりのおばんざいが、毎日数種類提供されているそうです。（各380円）

おばんざい以外にも、焼き物や揚げ物、ごはん物などがあります。

もちろんお酒も。ここでご紹介するメニューは一部であり、実際はもっといろいろなラインナップがありましたよ。

まずはおばんざいをいただく

おばんざいとして用意されていた、ブリの照り焼きを頼んでみました。

これまで食べたことのあるブリの中で一番柔らかい！　と感動するほどふわふわ。味付けはやさしいのにぼやけておらず、非常においしいです。

クリーミーでなめらかなポテトサラダ。ポテトサラダ、どて焼き、エビマヨは毎日用意してあるそうですよ。

ごはん物は日替わり！　この日はいなり寿司

ごはん物は日替わりで、お赤飯や塩むすびの日もあれば、キンパ、豆ごはんの日もあるのだとか！

いなり寿司はほんのり甘く、これまたふわっふわな食感。いくつでも食べられそうで、お酒が飲めなくても「食を楽しんでいる」という充実感があります。

揚げたての揚げ物も絶品

せっかくなので揚げ物も頼むことに。にんにく揚げは、ホクホクしていてバターのようになめらかな食感です。

いつもはトマトやきゅうりなどが付け合わせになっているそうですが、この日は切らしているということでおからをつけていただきました。

定番のから揚げも外せません。身がぷりぷりしていてとてもジューシー！　揚げたての衣の食感も最高です。

結論：何を食べてもおいしく、お酒なしでも大満足！

「飲食店をオープンするのが夢だった」と語る店主さん。その思いが伝わってくるかのように一品一品の満足度が高く、どれを食べてもおいしかったです。また、お店は落ち着いた雰囲気で、店主さんのやさしい人柄も魅力的でした。

なお、お一人で切り盛りされているため、提供に少し時間がかかることもあるとのこと。おいしい食事やお酒を、のんびりと楽しみたい人にぴったりだと思いました！