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【さいたま市】ランタンの打ち上げも。さいたま市では初となる体験型防災フェスを埼スタ横で11月2日開催

ぱらきと地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市)
主催の方からの提供画像

体験型防災フェス「Wish Wish fes.〜子どもとペットの大切な命を守るための体験型防災フェス〜」が、2024年11月2日(土)に大門上池調節池広場(埼玉スタジアム横)で開催されます。

主催の方からの提供画像
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災害の少ないまち。だからこそいずれ必ず来る

「その時」に備えて楽しみながら色々体験し知識を得ましょう。

地域でつながって支えあうことが重要になります。

日没にそれぞれの想いをランタンにこめて。

一緒に空高く舞いあげましょう。

「Wish Wish fes.」公式HPより〜

当日は大人気のキッチンカーが大集合するほか、ペットのためのグッズや防災に役立つ手作り品の販売、子どもが楽しんで防災グッズの手作り体験ができるワークショップなど、50以上の出店ブースが並びます。

主催の方からの提供画像
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また、ペットには無料ドックランエリア、子どもにはなりきり消防士さん体験や地震の揺れを体験し学べるこどもユレタキャラバンといったイベントも用意されています。

ペットと子どもたちと共に楽しみながら災害への備えを学ぶことができる内容になっているそうです。

さらに、同日15:00〜17:20頃には「ランタンフェスティバル」が開催されます。

提供画像:「Wish Wish fes.」公式Instagramより
提供画像:「Wish Wish fes.」公式Instagramより

ランタンは限定200基、1基3,500円で公式ホームページにて販売開始されています。

ランタン1基についての同伴者人数に制限は設けておらず、家族やグループで1基の購入でもメンバー全員の入場が可能だそうです。

主催の「ペット同伴避難所 家来楽」の副代表横田さんは、「ランタンは日本最大級のサイズの物が用意しています。家族や仲間と絵馬のように自由に願い事などを書いて打ち上げて欲しいです。」と話されていました。

ランタンはタコのようになっていて、紐の長さで飛ぶ位置を調整できます。

当日は、日没後の空にたくさんのランタンが温かな光を放ちながら浮かび上がります。心に残る素敵な光景が見られそうですね!

イベント終了後のランタンは、お持ち帰りとなります。ご家庭で飾ってお楽しみください。※一週間程度は浮いているそうです。

なお、ランタン内に充填されているヘリウムガスは吸い込むと重大な事故に繋がることがあります。お取り扱いには十分ご注意ください。

その他、「ランタンフェス」についての詳細は「Wish Wish fes.」公式Instagramをご参照ください。

また、ランタンに使用されているLEDライトは、停電時などに非常灯として使用することもできるそうです。

車のキーに使われているボタン電池を利用した例
車のキーに使われているボタン電池を利用した例

「ボタン電池を常備していなくとも、いざとなれば多くの人が所有している車のキーに使用されているボタン電池を用いて明かりを灯すこともできます。」と「家来楽」の代表の弓削田さんが教えてくれました。今後の防災にお役立てください。

なお、本イベントの発起人でもある横田さんは、東日本大震災が起きて間もない頃にボランティアとして石巻で活動されたことがあるそうです。

その体験を踏まえ、災害時には普段から地域の人と繋がっていることが大切と考え、ペット同伴も可能な交流イベントを月に一度「家来楽」で行っています。

炭で調理した食事や、蕎麦打ち体験など。はじめまして同士でも交流できる環境と機会を提供し、楽しみながら防災への知識を高めてもらうことで、避難所のリーダーとして現場で動ける人材を継続的に育成していくことを目的にイベントを開催しているそうです。

また、災害時にペット同伴で訪れることができる、飼い主さんとペットのための防災マップ作りも進行中とのことでした。

「自分のお子さんやペットが避難所で迷惑をかけてしまうのではないかと心配して参加を躊躇される方もいますが、そういう方たちにこそいざというときに備えて訓練するつもりで足を運んで欲しいです。」と話されていましたよ。

イベントの様子や最新情報などは、「家来楽」公式Instagramをご参照ください。

「家来楽」で飼われている、人懐こい元保護犬だったわんちゃん。
「家来楽」で飼われている、人懐こい元保護犬だったわんちゃん。

人との繋がりということでは、本イベントの開催にあたり取り組みに賛同してくれた方々が、自主的に仕事終わりに「家来楽」に立ち寄り、チラシ配布やLEDライトの組み立てを手伝ってくれたそうです。

「SNSでの告知後から、たくさん人が繋がり協力してくれたことで、さいたま市では初となる、子どもとペットの命を守るための体験型の防災イベントを開催することができます。あとは、一人でも多くの人がイベントに参加してくれたら。」とおっしゃっていました。

そんなボランティアさんたちへの感謝の思いを形にすべく、本イベントに関わってくれた方々には「Wishサポーター」のシンボルとして、「叶」という文字を表した組み方の「叶結び」のストラップを配布するそうです。

「県や市の後援を受け、当日は獣医師などの専門家も待機するイベントとなっているので、ボランティア経験がない学生さんにも当日ぜひ参加して欲しいです。」とのことでした。※ボランティア募集について→こちら

もしものときに大切なペットや子ども、そして自分の命を守る行動ができる知識を体験しながら身につけることができる貴重な機会です。

ペットと子どもを持つ家族、ペットと過ごしたい方、最新の防災に関心のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

■「Wish Wish fes.」会場(大門上池調節池底面広場)

〒336-0967 埼玉県さいたま市緑区美園2丁目1−191

■ペット同伴避難所 家来楽

〒339-0056 埼玉県さいたま市岩槻区加倉196

地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市)

自分の住んでいるところをもっともっと好きになろう。地域のみんなで盛り上げていこう!の精神で、さいたま市の様々な情報を発信していきたいと思います。

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