2024年7月12日にオープンした、ブラジル人実業家の湯川ユシレーネさんが経営するブラジル食材を中心としたお店、「コンビニヤ」を訪れましたよ！

多くのお客さんで駐車場も店内も賑わっています。外国籍の方と見られる方がほとんどですが、日本人もちらほら。

駐車場の一角にはテントが張られ、この後こちらにDJブースが設置されました。夕方には生歌のライブとダンスを楽しんでおられました。なんと陽気なオープニングセレモニーなんでしょう。日本では滅多に見られない光景でした。

店内を見てみましょう。見慣れぬ商品がずらりと並んでいます。でも、安心してください。日本語での説明もしっかりとされていますよ。日本人も気軽にお買い物できる工夫がされています。店内所狭しと置かれた冷凍ケースには、肉や魚、巨大なソーセージにポンデケージョと呼ばれるチーズパンなど、ブラジル食材の宝庫です。広大な国土のブラジルなので、内陸の地域には川魚を食べる習慣が根付いており、その中にはピラニアも含まれているそう！

ピラ二アを見ていた若いお母さんと小さな子供たちに「ピラニアを食べますか？」と、話を聞くと、「私は日本で育ったので食べたことがありません。でも、ブラジル生まれの両親が懐かしがっているので買いに来ました。私は食べるのを躊躇するけどね。」とおっしゃっていました。ブラジル国籍の方もビックリの食材のようです。

この日2回目のお買い物を楽しんでいた男性に何を購入したのか聞いてみました。「1回目は肉を買ったよ。持ちきれないから一旦帰って、また来たよ。2回目は、特売のココアやパスタを買うよ。このココアは甘くてうまいぞ。日本にはないだろ？アナタも飲んでみろ、ぶっ飛ぶぞ！」と、長州力のような推薦をいただきました。

店内奥には、コッシーニャと呼ばれるブラジル風コロッケや、パステルと呼ばれるブラジル風揚げ餃子、ブラジリアンバーガーが販売されるフードコートもあります。「ブラジリアンバーガーって言って、これめちゃくちゃ美味いんすよ！」と、日本語が堪能なブラジル人のお兄さんが、ガラナソーダと共に楽しんでおられましたよ。他にも「日本でこのバーガーを食べられる日が来るなんて…」と故郷の味を懐かしむ方も。

それではフードコートに寄ってみましょう！　この日のフードコートの受付をする美女は湯川ユシレーネさんの長女サユリさん。先ほどココアを紹介してくださった男性もフードコートを楽しんでおられましたよ。日本育ちのサユリさんは日本語も堪能で、国籍、年代を超えた人気者です。

ベーコンバーガーを注文してみましたよ！　ハンバーガーは女性の手のひらくらいの大きさで、ふわっふわのパンに挟まったずっしりと大きく分厚い肉と何層にも敷き詰められたベーコン。そしてレタスにソース。かなりの重量感ですよ！

日本で食べるハンバーガーの倍ほどのボリュームです。しかも美味しい！　ブラジル料理というと、どんな味がするのか不安に思われる方もおられるかもしれませんが、日本人の舌にもぴったりマッチする美味しさです。

お買い物を楽しむと、レジのお姉さんたちがとびっきりの笑顔で送り出してくださいました。彼女たちも日本語でのコミュニケーションがOKだったので、最後まで安心してお買い物とハンバーガーが楽しめました。珍しい食材や海外文化に興味のある方にぜひお勧めしたいスポットですよ！　ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。