【氷見市】ご当地ゆるスポーツ「ハンぎょボール」体験! ユニークすぎるルールに笑顔溢れる!
氷見市で盛んなハンドボールを、より身近に、年齢やスポーツ経験関係なく、気軽に楽しめるよう考案された、ご当地ゆるスポーツ「ハンぎょボール」を初めて体験しました。その様子をレポートします!
ハンぎょボールは、ルールはハンドボールと基本的に同じですが、プレイヤーは、ブリをモチーフにしたぬいぐるみを脇に抱えてプレーをします。利き手しか使えない上に、自由に使えないので、スポーツの得意不得に左右されにくい特性があります。得点をすると脇に抱えた出世魚「ブリ」が出世します。コズクラ→フクラギ→ガンド→ブリへと成長し、出世するにつれて得点が上がります。 勝敗は試合終了後、持っている魚に割り振られている得点の集計を行い、チームの合計点を競うというルールです。
そのルールや用語も実にユニーク! 利き手の脇に鰤を抱えるのですが、反対側の手を使った場合は「だらぶつ(富山弁でばかものの意)」。トラベリングは「しょわしない(富山弁で落ち着きがないの意)」 というように楽しい富山弁がふんだんに使われていますよ! プレーに熱くなりすぎて、大事なブリを落とすと、ペナルティである「冷蔵庫送り」になります。 どのルールもとてもユニークで、熱くなりすぎたプレーでファウルを取られると、冷蔵庫で冷やされるという事態に子どもたちは大笑いでした。
ゴールには大漁旗があしらわれ、華やかに。白熱した試合をより盛り上げるアイテムです。審判の帽子もまるで本物のセリ帽のようです。そのディテールの細かさと、遊び心がニクいですね!
得点した際にみんなで拳を突き上げて行う「出世」を目指して、みんなが平等に力を発揮して楽しめるのがハンぎょボールの醍醐味なのです。「やってみたい!」と思った皆さん、レクチャーから試合の実践、審判まで、地域の児童クラブやPTAなどに、指導員を派遣していただくことができますよ。氷見市スポーツ振興課までご連絡くださいね! 派遣できる日時やエリアはご相談くださいとのことですよ。