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【葛飾区】温故知新・葛飾グルメを掘り起こす! 昔ながらの洋食屋さん 新小岩「こいわ軒」

ねこらーまん地域ニュースサイト号外NETライター(東京都葛飾区)

地域ニュースライターをしばらく続けたある日、ねこらーまんは気づいたのです。

葛飾区って…ふる~い洋食屋さんがいっぱいある。

喫茶店巡りをしたりモーニングを食べ歩いたりいろいろやってきましたが、そう言えばランチはまだやっていない。よし、2022年はこれで行こう!

昔ながらのお店がいっぱい 葛飾洋食事情

と銘打ってお送りする、記念すべき1軒目。こちら新小岩にやってきました♪

ここは新小岩ルミエール商店街から一本東にある「新小岩栄通り会」の通りです。こちらにあるのが、新小岩の洋食の老舗「こいわ軒」さん。

創業なんと昭和10年だそうですよ!

店頭には、みんな大好き食品サンプルのショーケースが! 昭和感がさらに食欲を煽りますね。看板には「とんかつと洋食の店」とあります。もちろん看板メニューのとんかつは口コミでも評判ですよ♪

ハンバーグにエビフライ、クリームコロッケ…洋食店の王道ここにあり、です。

注文に迷う自分の姿をありありと想像しつつ、おじゃまします!

居心地よい空間は懐かしい暖かさがいっぱい

店内はレンガとウッドを基調とした、暖かみのある落ち着いた空間。

なんか懐かしい気がするなぁ…と思ったら、そういえば昔の大きなお宅には、こんな一枚板のついたてや丸木の置き物がありましたよね。これはたぶん、親戚のおじさんの家にお呼ばれしたときのあの感じ! 懐かしいわけだ~。ここにもうれしい昭和感です♪

で、やっぱり迷ったオーダー(笑)。折しも頃はランチの時間帯、単品のものがちょっとずつ盛りあわせられたセットもあります。…よし、キミに決めた!

洋食の王道2品のがっちりタッグ「ランチAセット」です♪

じゃ~ん、ハンバーグとカニクリームコロッケ!

洋食店企画を思いついたときから、この2品は絶対外せないと思っておりました。お店によって特徴の出るハンバーグに、家では絶対作らないだろうクリームコロッケ…もう、この回で終わりになったとしても悔いはありません(いやそんなわけないけど)!

お茶碗のごはんにお味噌汁、香の物が付いてくるのも日本の洋食店ならでは。おまけに小さなデザートまで…♪ もう至れり尽くせり。

それでは、いただきましょう!

ふんわり・トロリ…やさしい味わい これぞ「昭和の洋食」!

まずは揚げたてを楽しみたい、カニクリームコロッケから。ソースなしとソースあり、どっちも楽しみたい筆者、まずはそのままいただきます。

かすかにお箸に感じる抵抗とともに「サクっ」という衣の音…続いてやわらかなクリームの感触。口に入れる前にもうおいしい。

が、口に入れるともっとおいしい♪ 柔らかめのクリームがカラッと揚がったパン粉の衣とともに奏でるハーモニー…私のお口はこれを待っていた!

ミルク感たっぷりのクリームはとってもやさしい塩加減。ここに少しだけソースをプラスすると、キリっとひきしまった別の味わいに。これがたまらないんですよね♪

さぁでは、こちらもお手合わせ願うと致しましょう。忘れちまったかい、俺だよ俺! ハンバーグだよ!!

なんといってもこれが至福の瞬間。ふっくらとしたハンバーグにお箸を入れる、この瞬間です!

肉汁がソースに絡みあい、美しい断面が顔をのぞかせる、ここがハンバーグの最大の見せ場といっても過言ではないでしょう。期待通りのビジュアルに、もううっとり~。

ふっくらとしたハンバーグはしっかりと肉のうまみを感じ、デミグラスソースと相まってさらに深みを増していきます。う~ん、やっぱりハンバーグは裏切らない!

シンプルながらしっかり手の込んだ洋食をいただいた。そんな満足感いっぱいの「ごちそうさま」を言って、お店を後にしました♪ 満足まんぞく!

新小岩の老舗「こいわ軒」さんから始まったねこらーまん洋食店巡りの旅、今後ともどうぞご期待くださいね。

とんかつと洋食の店 こいわ軒

所在地:〒124-0024 東京都葛飾区新小岩1丁目40−12

営業時間:11:30~21:30(L.O.21:00)

定休日:水曜日

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都葛飾区)

葛飾区在住の自由人です。歌ったり踊ったりお芝居したりする傍ら地域ニュースを発信しています!葛飾区を自転車でぐるぐるする毎日です。

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