【育児】シールを賭けたジャンケンで妹に勝った兄が、最終的に絶望的な気分になったワケとは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。
それは何かを買った時におまけでシールを1枚もらった時のことでした。
シールが1枚で子供が2人、となったら当然争いが起きるわけで…
だったらジャンケンで決めましょうということになり、息子と娘がジャンケンポン!と勝負をしたんですよね。
すると…結果は息子の勝ち!
ところが…その結果娘のテンションがガタ落ちし、半泣き状態になってしまったんです。
すると息子が妹に気を遣ったのでしょう。
特別にもう一回ジャンケンをしてあげるという、泣きの一回を許してあげたんです。
ところが…再び息子の勝ち!
すると…案の定娘のテンションがガタ落ちし、やっぱり半泣き!
それを見た息子がいたたまれなくなったのでしょう。
本当の最後にもう一回ジャンケンをしてあげるという、ラストの泣きの一回を認めてあげたんですよね。
ところが…またもや息子の勝ち!
すると…もはや娘のメンタルは崩壊寸前!
テンションガタ落ちどころじゃなくなり、号泣しかねない勢いでした。
すると…
あーもういいよ!
それを見た息子が半ばヤケになってシールを差し出し、妹にプレゼントしてあげたんです。
すると娘はやったー!と言って大喜び。
こうして息子は娘の泣き落とし(泣き脅し?)にまんまとハメられ、おまけのシールを手にすることはできませんでした。
残念…。
それにしてもこんなやり方でシールをゲットしておきながら、悲しそうな兄の前で大喜びできるなんて娘はなかなかふてぶてしい女だなあ、と感心した次第です。
このままでは息子がかわいそうかな、と思い、何か一言娘に言った方がいいんじゃないか、とも思いましたが…
そうは言っても二人で選んだ結果ですし、何でもかんでも親が介入するのは良くないと思うので、黙って見守ることにしました。
実は過去にも似たような事件が何度か起こり、その度損をしている優しい息子ですが…
優しいのは素晴らしいことだとは思うものの、優しいばかりでは欲の深い人間に勝てませんので、この経験を生かしてある程度のふてぶてしさも身につけ、これからの人生をたくましく過ごしていってほしいな…と思います。
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<登場人物紹介>
とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。
おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。
みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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