【近江八幡市】安土城考古博物館で7月16日から「発掘された近江Ⅱ―遺跡アラカルト―」がスタートします
これまでに滋賀県内の各所で発掘調査が幾度も実施され、土器や石器をはじめとした様々な品が発見されてきました。出土品はどれもが過去を知る手かがりであり、歴史を考える上で重要な資料です。
しかし当然のことながら、そのすべてが博物館で紹介されてきたわけではありません。
滋賀県立安土城考古博物館はこれまでに展示機会が少なかった遺跡からの出土品を紹介する「発掘された近江Ⅱ―遺跡アラカルト―」を開催します。
第66回企画展として催されるものであり、会期は2022年7月16日から9月19日までです。
東近江市からは、約13,000年前の竪穴建物跡や土器などが発見されている相谷熊原遺跡や、他には蛭子田遺跡からの出土品が。そして近江八幡市からは、里井B遺跡の出土品が紹介されます。
13,000年。途方もない数字です。それでもなお形を残している出土品を知ることで、歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
また滋賀県立安土城考古博物館では7月25日と8月27日に体験博物館「勾玉(まがたま)を作ろう」を開催する予定です。
事前申込制であり、希望者が多い場合は抽選により参加者が決定します。申込期限は7月15日必着となっておりますので、関心がある方はどうかお忘れなく。
【滋賀県立安土城考古博物館】
開館時間
所在地
滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678
開館時間
9時から17時まで(入館は16時30分まで)
休館日
月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
入館料(通常料金)
大人500円、高大生320円。小中生は無料。
電話番号
0748-46-2424