【冬キャンプ】薪ストーブで失敗しないためのコツ(着火・運用編)
薪ストーブで失敗しないためのコツ、後編は「着火・運用編」です。
前編の記事をご覧になっていない人は、【冬キャンプ】薪ストーブでしないためのコツ(組み立て・設置編)をご覧ください。
それでは私の経験を基に、失敗しないためのコツをお話します。
着火材を使いましょう
なるべく早く薪ストーブを温めた方が、煙突効果(ドラフト)が機能しやすいので、ある程度持続して燃える着火材があるとスムーズです。
薪の取り入れ口はすぐに閉める
燃焼が弱く、煙突効果(ドラフト)が上手く機能していないと煙が逆流してくることがあります。この際、一酸化炭素を含んでいる可能性が高いので気をつけましょう。
逆流している時、薪の取り入れ口の開けっ放しは危険です。
温度は薪ストーブ専用温度計で管理
温度計があると目安になって燃焼具合を管理しやすいと思います。
温度が上がってきたら給気口を調整する
ガンガン燃やすとすぐに燃え尽きてしまうので薪の消費も多くなります。温度が上がったら、給気口を調整してゆったりとした炎を楽しむのもいいと思います。
薪の追加は耐熱手袋やトングで素早く行う
燃え残りは火消し壷へ入れる
火消し壷は必ずテントの外へ出す
なぜ火消し壷は外に置くのか?
火消し壷の中では、不完全燃焼が起きています。そのため一酸化炭素がたくさん発生しています。
完全に鎮火するまでは途中で開けず、外で放置した方が安全です。蓋が完全に閉まっていない状態だと一酸化炭素が漏れ出す危険性が高いです。
外で火消し壷を放置する場合、強風だと火災の恐れがありますのでそういった環境の場合は火消し壷に水を入れて鎮火させましょう。
まとめ
前編の「組み立て・設置編」そして今回の「着火・運用編」と失敗しないためのコツをご紹介しました。
一見ハードルが高い様に感じる薪ストーブですが、コツをつかめば案外簡単かもしれません。
これから薪ストーブを始める方の参考になれば幸いです。
以上、あらなみCAMPでした。
それではまた。