7年前のガンプラを流用した新作!プレバン限定のホワイトライダーはどんなキット?
こんにちは!
ガンプラをライフワークとしているモデラ―で、YouTube「シゲチャンネル」管理人のシゲユキです。
今回は、「機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy」より、HGUCの「ホワイトライダー」をご紹介します。
※ HGUC:High Grade Universal Century
プレミアムバンダイ限定販売なので、一般のプラモデルお取扱店では、お買い求めいただけません。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
■前後ショット
素組み&無塗装です。
シールは付属の物を使用しています。
王冠をかぶったような頭部のデザインが特徴的ですね。(フライドポテトに見えちゃったのはナイショです)
ちなみにこれは「ZEUS(ゼウス)」と呼ばれる火器管制用の補助システムという設定になっています。
■サイズ比較
ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。
設定上の全高は不明ですが、18mのガンダムと同じくらいです。
スケールはいずれも1/144となります。
プラモデルとしてのガンダムのサイズは約12.5cmなので、
18.0m ÷ 144 = 12.5cm
となり、縮尺はおおむね正確です。
■バリエーション元と比較
当キットは、2015年に発売された「HGUC ペイルライダー(陸戦重装備仕様)」のバリエーションキットとなっています。
両者は 頭部のデザインとそのカラーリングによって、カナリ印象が違って見えますが、本体部分の造形に関してはそれほど大きな差はありません。
■パーツ構成
成形品が7枚に、ポリキャップ、シール、マーキングシール、と、なっており、多くのパーツが「HGUC ペイルライダー(陸戦重装備仕様)」から流用されています。
シールはご覧の通りナカナカの枚数です。
当キットは「ノーマル状態」と「ZEUS(ゼウス)発動状態」の コンパチ仕様となっていますが、それらは使うシールによって選択します。
今回は「ノーマル状態」として組み立てました。
マーキングシールは部隊章と連邦のマークです。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ホワイトライダー [RX-80WR] プレバン(当方のブログです)
■付属品
本体以外の付属品は次のとおり。
- ヒートレイピア
- ヒートレイピア用マウンタ
- メガビームランチャー用パーツ
ヒートレイピア
標準の握り手を利用して、左右いずれにでも保持できます。
専用のマウンタを経由すればサイドアーマー左側へのマウントも可能です。
左腕グレネードランチャー
左腕には「グレネードランチャー」が搭載されています。
特に可動箇所等ありませんが、当キットでの新規造形です。
試作型シェキナー
背部右側のアームに接続されています。
アームは計6軸の多関節構造で柔軟に可動!
利用の際は上部のカバーを引き上げ、グリップと前腕用のダボで固定します。
右手に持たせたあとカバーを閉じればOKです。
アームで支えられているので保持力は心配ありませんが、その短さゆえに取り回しは良くありません。
背部ウイング
背部左側のアームに接続されています。
アームは両端に回転軸があり、クランク状にスイング可能です。
「ウイング」は展開状態も再現できますが、この折り畳み構造はちょっと開閉しずらいです…。
余剰パーツ
余剰パーツとしては ご覧の物が余ります。
すべてペイルライダー用のパーツです。
■ギミック
メガビームランチャー砲撃形態
「シェキナー」はメガビームランチャー砲撃形態へ変形可能です。
一部組み替えになりますが「メガビームランチャー用パーツ」も組みつけつつ、ご覧のように変形することで砲撃形態となります。
砲撃形態で構えるとこんな感じ。
弓のようなデザインがカッコイイですね!
ただこれも取り回しはイマイチ…。
■まとめ
- 「機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy」より「ホワイトライダー」のキットです。
- 製品としては「HGUC ペイルライダー(陸戦重装備仕様)」のバリエーションキットとなっています。
- バリエ元が古いので、キットの構造も少々古くさい感じです。
- 新規造形された装備類はギミックも含め十分な完成度となっています。
- シールの多さが尋常ではないので、これについては覚悟しましょう…。(;^_^A
以上、HGUC「ホワイトライダー」のレビューでした。
ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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