【ラオス】東南アジア最後の秘境ルアンパバーンで至福薬草サウナ体験!ローカル通うラオスの伝統療法とは?
こんにちは!世界の薬草サウナトラベラーのLico(https://twitter.com/SaunaLico)です。
”東南アジア最後の秘境”ラオスのルアンパバーン。街全体が世界遺産になっている美しい街を旅した時、レモングラス香る衝撃的な薬草サウナと出会いました。
日本のサウナとは全く異なるスタイルの薬草スチームサウナ。その素晴らしさ・魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います!
ラオスの薬草サウナ体験談!
ルアンパバーンで体験した薬草サウナの中で、私が1番おすすめしたいのは
「Phonphaeng Sauna」(読めません…)
市街地から徒歩で30分程。トゥクトゥクかレンタル自転車で行かれることをおすすめします。私はレンタル自転車を利用しました。安全な国なのでどちらでも問題ないです。
こんな道をずんずんとまっすぐ進みます。
するとどこからともなくレモングラスの良い香りがしてきたら到着!
この看板が右手に見えてくるので目印です。
この細い通路を歩いていくとサウナスペース!
建物の手前にレストランも併設しています。
いわゆる「サ飯」が楽しめるのです♪
奥に進むと…おっちゃん発見!?そう、ラオスのサウナはサウナ室以外、男女共用スペースになっています。
左側にサウナスペースが見えてきました!男女問わず皆思い思いの時間を過ごしています。
入口で15,000キープ(約195円)支払うと、着替え(筒状の布)とタオルを貸し出してもらえます。
一応、鍵はついている着替え室がこちら!ローカル感満載。1人旅中の私はここでテンション爆上がり♪だってローカルの人達が日々利用している薬草サウナに、旅行者の私が体験させていただけるのだもの。嬉しさと感動が入り混じります。
ちょっと分かりにくいけれど渡された筒状の布を、胸からひざ下までの丈で体を覆っています。中は全裸です。汗だくになりますからね。男性は腰からひざ丈までの布を貸し出してもらえます。
サウナといえば水分補給が大切!ラオスの薬草サウナは、必ずと言っていいほど甘茶が置かれていて自由に飲むことができます。暖かい気候の中で、温かい甘茶をいただく。これ日本ではあまり見られない光景ですよね。でも不思議と違和感なく飲めちゃうのです。甘くて本当に美味しい!
そしていよいよ薬草サウナへ!!奥の扉の向こうがサウナ室。向かって右が男性用で、向かって左が女性用です。木製のサウナ室は異国情緒溢れる雰囲気を醸し出していて、ちょっと緊張した気持ちで向かいます!
扉を開けるとスチームが溢れ出てきますので、急いで扉を閉めます。中はシンプルな造りで、大きなベンチが何個か用意されています。日本のように何段もあるわけではないです。空いている場所に座ります。といっても、スチームが凄すぎてほとんど前が見えない…。前の方に座っている女性が私の手を取り、空いている席に誘導してくれました。優しい!レモングラスの香りが強烈に鼻を刺激します。本当に良い香り。一瞬で虜になりました。温度は分からないけれど、肌を刺激するのに十分な熱さです。もう本当に全身がレモングラスに包まれる感覚で、柑橘系のレモングラスが大好きな私としては、まさに至福の時間。こんな素晴らしい文化がラオスにあったなんて驚きです。
使用されているハーブは、レモングラスだけでなく本当にたくさんの生の薬草を使用しています。国土の70%が高原&山々の大自然からなり、チベットを源流とするメコン川が流れるラオス。この自然豊かな国では、薬草や薬木がよく育ちます。大鍋に薬草とお湯を入れて、チューブ付きの蓋をして、薪で鍋を焚きます。沸騰した蒸気がチューブを通って、そのままサウナ室に送り込まれる、大変シンプルな仕組みです。
ラオスの薬草サウナは、インドのアーユルヴェーダを起源としています。陸続きなので、伝承されてきたのだと思います。かつては伝統的な民間療法として利用されていましたが、次第に大衆文化へとそのかたちを変えてきました。女性は美容のために、男性も娯楽のために利用されている印象が強かったです。
5分ほど入っているともう限界なので、外にでます。が、ラオスのサウナに水風呂はありません!なので甘茶を飲んでのんびりするのがラオス流。椅子は埋まっていたので、インフィニティチェアみたいな場所へ移動。横になれるのが最高~~~♪お店の方が炭を床に敷いてくれました。寝ているとじわじわと温かい。ラオスのサウナはとことん温めることを大切にしているのだなと感じました。温暖な国なので外気浴も年中熱いですしね。
サウナ⇔外気浴を6セットほど楽しんで帰ろかなと思ったところ…この汗はどこで流すんだと思ったら、ありました、ありました。
トイレの中に大きなバケツが入っていて、その水で流す&着替えをするのです!?
初めての方はゾッとするかもしれません(笑い)でもここは”郷に入っては郷に従え”ということでバケツのお水で汗を流して着替えました。
着替えてからも汗が噴き出す…体の芯まで温まりました。この後のラオス料理サ飯が、楽しみで仕方ありません。
ラオスの薬草サウナまとめ
以上、ラオスの薬草サウナについてお伝えしてきました。とにかくね、香りが素晴らしい。髪の毛にもレモングラスの香りが残るほどなので、薬草をふんだんに使用されていることが分かります。ラオスのルアンパバーンに行かれた際は、薬草サウナ訪問も旅程にいれてみては、いかがでしょうか。観光客の来ない本場の薬草サウナを体験したいならココです!
詳細な住所が不明なので、アクセスマップの行き先は向えの「The Luang Say Residence」にしています。(ザ ルアンサイ レジデンス)
地球の歩き方でも紹介されている有名なホテルなので、ググると地図でてきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
名称「Phonphaeng Sauna」
住所不明
営業時間サウナ 15:00-20:00
定休日無休※ゆるそうなのでお休みの日もあるかも
電話番号020-5567-2771
【市街地からのアクセスマップ】
https://goo.gl/maps/adQUPQJkxXoiLkXN6
世界の薬草サウナトラベラーLicoのプロフィール
サウナブロガー。サウナ歴5年。2018年サウナしきじの薬草サウナで開眼。同年ラオスの薬草サウナで覚醒。これまで海外10か国以上、国内外250施設以上のサウナを探訪。ライフワークは世界の薬草サウナ巡り&日本の古来サウナ巡り。国内のおすすめサウナもご紹介していきます!
■Twitterはこちら→https://twitter.com/SaunaLico
■記事一覧はこちら→https://creators.yahoo.co.jp/lico/
■ルアンパバーン薬草サウナランキングはこちら→https://butterfly2020.love/world/laos-sauna6/