【名古屋市西区】いざという時に役立つ!防災ラジオ付き自動販売機を見つけました@庄内緑地
9月1日の「防災の日」を中心とした、8月30日から9月5日までの1週間は「防災週間」です。
災害に対する備えを改めて考えた方も多いのではないでしょうか?
いざという時、知っておきたい自動販売機をご紹介します。
それは『防災ラジオ付き自動販売機』
名古屋市西区の庄内緑地で発見しました。
広域避難場所である庄内緑地
庄内緑地は災害時の広域避難場所で、周辺住民の一時避難場所となります。
『防災ラジオ付き自動販売機』は、正面入口から直進して、グリーンプラザを通り過ぎた温室の前に設置されていました。
ちなみに庄内緑地は遊水地の役割もありますので、大雨の時など園内の一部は水没してしまいます。
高台の広場から園内へ下る『ふれあい橋』より先は、自動販売機はありません。
普通の自動販売機も、グリーンプラザ周辺にしかないので、庄内緑地へお出かけの際は、お気を付けください。
防災ラジオ付き自動販売機は全国に普及拡大中ですが、名古屋市内ではまだ少ないので、実物を見たことがある方はあまりいないかもしれません。
庄内緑地の他には、公益財団法人名古屋市みどりの協会が管轄する3ヶ所の公園にも設置されています。
- 港区・戸田川緑地
- 港区・荒子川公園
- 中区・久屋大通庭園フラリエ ※2024年7月時点
『飲む防災』の文字が目印!防災ラジオ付き自動販売機
震度5強以上の地震が予測されると 自動販売機からZIP-FMの緊急放送が流れます。
遮蔽物がなければ、最大100メートル先まで届く大音量だそうです。
もし停電が発生しても、バッテリー内蔵で約2日間は情報伝達可能というのは心強いですね。
情報を得る場所があるのは、安心材料になります。
ラジオというメディアが災害に強いとされるのは、素早くローカルな情報が伝えやすい、リスナーからの声も反映しやすいという理由があるようです。
災害時、情報が入ってこないというのはとても不安なので、我が家でも防災グッズとして携帯ラジオを持ち出し袋に入れています。
それは「場所を取らず携帯しやすい、電源が乾電池や手回しで済む、動きながら聞ける」から。
実際に避難所で過ごした経験を思い返すと、テレビは見れませんし、ネットや電話もつながりにくくなります。
(そもそも、そんな時の携帯の充電は超貴重。なるべく温存したいですし、まして人に借りたりなど、とてもできません。)
情報の受け取り手からしても、ラジオは重要なんです。
災害の備え、まずは自助からと言われますが、防災ラジオ付き自動販売機の存在は知っておいて損はないはず。
これもまた一つの備えになるのかもしれません。
【施設情報】
庄内緑地
住所 名古屋市西区山田町大字上小田井字敷地3527
名古屋市営地下鉄鶴舞線 庄内緑地公園 下車 2番出口
駐車場 643台 有料
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
個人の主観を含みます。
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