【広島市】昭和レトロな「うどん自販機」で心温まるひとときを
こんにちは、Webライターのなおゆきです。広島市にはパンやスイーツ、ダシや調味料、そしてTシャツまで販売するユニークな自動販売機が数多くあります。今回はその中から、熱々のうどんが食べられる自動販売機をみなさんにご紹介します。
レトロ感たっぷり!うどんの自販機
広島市南区出島、工場地帯の一角にひっそりと佇む五洋売店に併設されている「うどんの自動販売機」は、見るからに年季の入ったレトロな風貌。
メニューはいたってシンプル、肉うどん(350円)と天ぷらうどん(300円)の二種類。悩んだ末に今回は肉うどんを選ぶことにしました。
お金を投入し、ボタンを押してから約25秒。驚くべきスピードで容器ごとアツアツのうどんが出てきます。「どうなってるんだろう」とつい中の仕組みを想像してしまうほどでした。
現場で味わう“出来たて”の温もり
自販機のすぐそばにはテーブルがあり、割りばしやお好みで振りかけられる七味唐辛子が用意されていました。また、近くにはベンチも設置されていて、その場で腰を下ろし、出来たてのうどんを楽しむことができます。
取材中にまず驚いたのは、次から次へと訪れるお客さんの多さ。ベンチもあっという間に満席になるほどの人気ぶりです。
なんとか私もベンチに座り、肉うどんを食べようと思ったのですが、「あれ、肉うどんって書いてあったのに具材がない…?」とちょっと心配に。
ですが、箸で麺をかき分けると、肉やネギ、カマボコが隠れていて、ホッとひと安心(笑)。
肝心の味はと言うと、シンプルながらしみじみと美味しい。そして、どこか懐かしい風味にほっと癒される一杯でした。寒い季節に食べる湯気の立つうどんは、それだけで体に温かさが染み渡り、ほっと一息つくことができました。
まとめ
レトロでどこか懐かしい魅力を放つ「うどんそば自動販売機」。広島市南区出島を訪れる機会があれば、ぜひ一度試してみてください。素朴ながら味わい深い一杯が、皆さんをほっとさせてくれるはずです。
五洋売店
◆住所
広島県広島市南区出島2丁目14