子犬が部屋で爆走!暴走する!どうしてそんなことしてるの?
子犬が狂ったように部屋を爆走する件。
「すっごい走るやん!どした!?」
っていうくらい、部屋の中で爆走する子犬ちゃんはいませんか~?
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こんにちは。ドッグキャッチしつけ教室 トレーナーの金倉です。
基本的なしつけはしっかりできたし、いくつかのトレーニングもかなり覚えていて賢いのに、元気いっぱいの子犬ちゃんは、部屋に放すと突然爆走します!子犬ちゃんあるあるですね。今回は爆走する子犬のお話をしていきたいと思います。
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まるでスイッチでも入ったように、突然部屋の中で狂ったように走り回る子犬ちゃんは少なくありません。というか、大人になってもたまにやる子がいますね
これは、とにかく大興奮しているという状態だと思ってもらっていいかと思います。
気持ちが高揚しすぎて、自分の行動をコントロールできていない状態です。部屋中を走り回ったり、ソファやテーブルの周りを爆走してエネルギーを発散しているんですね。
すごい勢いでビックリするかと思いますが、これは結構普通の行動です。
そして、こうなってしまったときどうしたらいいか?ということですが、放っておけばそのうちにぱったり止まることが多いので、出来れば止まるまで放っておくのが一番です。
そのうちスイッチが切れて「ちゅ~ん………」という感じで止まります。変に大声を出しても聞こえないことが多いと思いますし、さらに興奮してしまうこともあるので出来るだけ放っておきましょう。
ただし、このスピードで走り回ることには注意することもたくさんあるので、それをお話していきたいと思いま
まず、部屋の中で危ないものはできるだけ片付けておくことが大切です。
家具の角なども、特にこの子の様に目の大きなわんちゃんでしたら、ぶつかって眼球をけがしてしまったりする可能性もあるので当たらないように工夫するか、当たっても大丈夫なクッションなどを貼っておくとより良いかと思います。
ちょっとカッコ悪くなったとしても、しょっちゅう走り回る子なんかには大切なことかな。と思います。
それから、床が滑りやすいフローリングなどの場合は、カーペットを敷くなどして足元が滑らないように気を付けてあげてください。
滑って脱臼してしまったり、ひどい場合は骨折してしまうなどケガの原因になってしまうので、気を付けてあげてください。
子犬ならではの行動なので、わ!また走ってる!と、ちょっと可愛いな。と思うこともあるのですが、足腰の関節に疾患があるような子の場合は、ちょっと可哀想ですが我慢させる必要があります。
小型犬は特に膝蓋骨脱臼などの疾患を持っている子もいますし、大型犬の場合は股関節が悪い子も多いですね。そういうこの場合は、できるだけ爆走させないように気を付けてあげてください。
爆走に限らず、運動への注意が必要になるかと思うので、出来るだけゆっくりとお散歩に行ってあげたり、頭を使うような楽しい遊びでエネルギーを発散したりして興奮を収めるように付き合ってあげてください。
最後に、爆走は異常行動ではありませんし、可愛くて見守ってあげても大丈夫ではありますが、あまりにも頻度が多い場合や、時間が長い場合、しっぽを追いかけてぐるぐるひとりで回っている場合など、ストレスがたまりすぎてしまっていたり、身体的な異常がある場合もあります。
もし、心配があって飼い主さんが判断出来ない場合は、動画を撮影するなどして獣医さんやドッグトレーナーさんに相談してみるのも良いかと思います。
子犬ちゃんの行動は、いつも注意深く見守ってあげてください。
YouTubeでは、実際に走りまくるボストンテリアの子犬ちゃんとお話ししていますので是非ご覧ください。