松山市内の街並みがまた、大きく変化します。マチナカの大きな本屋さんが2店舗、閉店・移転します。「明屋書店　松山本店」と「ジュンク堂書店　松山本店」です。

明屋書店　松山本店

「明屋書店　松山本店」は銀天街のアーケード内にある本屋さん。実に75年にわたり営業してきました。閉店は2022年2月20日の予定だそうです。本店南側には本社の建物もあり、こちらも同時に閉館予定。閉店の理由は、老朽化が著しいためだそうです。3階建てで中2階の6フロアあり、エレベーターもなく、店舗の階段も急でした。敷地の手狭さが、建て替えではなく閉店となった理由とのことです。学生時代に通ったという人も多いのではないでしょうか。著者も銀天街に行ったら必ず寄る本屋さんだっただけに、閉店はとても残念です。

本社の機能は「明屋書店　中央通り店」に移転するそうです。「明屋書店　中央通り店」は建て替え工事中で、2022年3月に「新中央通り店」としてリニューアルオープン予定です。地域密着を活かした本以外の商材やアニメグッズなど新商材の取り扱いも始まるようですよ。新しいお店も楽しみです！

ジュンク堂書店　松山店

2009年に紀伊國屋書店からジュンク堂書店に変わっています。こちらは明屋書店松山本店の閉店一週間後の、2022年2月27日に閉店予定です。

ジュンク堂書店になってから13年…まだまだ新しい本屋さんのイメージだったので閉店と聞いて驚きました。千舟町通りのランドマーク的存在で、待ち合わせ場所にして待ち時間にゆっくり本を見て、帰り際に購入してワクワクしながら帰路につくのが好きでした。ただ、こちらは2022年3月3日に松山三越5階に「ジュンク堂書店　松山三越店」として移転オープンするそうです！

蔵書は現店舗と同じレベルを維持しつつ、ワンフロアになるそうです。上がったり降りたりしなくていいので例えばベビーカーでも気軽に入れ、利便性が上がりそうです。また、文具や知育玩具の売り場もできるようです。楽しみですね♪

街中から大きな本屋さんが減っていき、今後は複合施設に入ったり、郊外に大きな店舗ができる、というのが主流になるのでしょうか…。思い出の場所がなくなるのは寂しいですが、手にとって本を選べる品揃えのいい本屋さんがいろいろな所にできるのは嬉しいですね。

【店舗情報】

明屋書店　松山本店　明屋書店HP
住所: 松山市湊町4-7-2
電話番号: 089-941-4141
営業時間: 10時〜20時

ジュンク堂書店　松山店　ジュンク堂書店松山店Twitter
住所: 松山市千舟町5-7-1 エスパス松山ビル
電話番号: 089-915-0075
営業時間: 10時〜20時