【葛飾区】お家で食べられるプロの味 立石仲見世に焼肉食材店「ふじた」OPENしています!
「センベロの街」として名を馳せる仲見世には、お昼から呑める安くて美味しい噂のお店がいっぱい。今日もお昼前から、駅に沿って長蛇の列ができています。
ここは京成立石駅前の古いアーケード街・立石仲見世。この行列は、そんなお店の開店を待つ人たちなんですね~。
つい列に並びそうになる足を止め、そのまま行列の横をすり抜ける筆者。シャッターの上がり始めた細いアーケードの中へと舵を切ります。今日もせっせと、ネタ堀り開始です!
すると、アーケード街のちょうど真ん中に、こんなのぼりを発見しました。
「焼肉・ホルモン・キムチ」の文字が躍るのぼりには牛さんと豚さん…というよりは牛肉と豚肉のイラストが。
お肉屋さんですね!? さっそく、覗いてみましょう!
2021年9月16日(木)OPEN 焼肉食材専門の「ふじた」
と、店舗正面へ回り込んだ筆者の目に飛び込んできたのは、ルビー色に輝く宝石箱…!?
ではなく、鮮紅色のお肉が並ぶショーケースです。ある意味これも非常にまばゆい!
確かにお肉屋さんですが、極上ハラミ・上カルビ・サービス品MIXホルモン…。このラインナップ、お肉はお肉でも「焼肉材料」専門のお店のようです。
いや~ショーケースが赤いです。並んでいるのはお肉とキムチ、徹底的に赤いです。
この鮮やかな赤…どうやら筆者のハートに火をつけてしまいましたね…。今夜は、一人焼肉決定です!
肉卸業者さんの初店舗 プロの目利きを商店街で!
ところでこんなお店、仲見世にあったっけ?
「こちら、いつできたんですか?」とお話を伺ったのはオーナーの藤田さん。
ピースサインで写真も撮らせてくださった、気さくなご主人です。
この日は開店からちょうどひと月くらい、オープンは2021年9月16日(木)だったそう。道理で見覚えがなかったわけです(笑)。
墨田区でお肉の卸店を営まれている藤田さん、小売店舗はこちらが初出店。なぜ立石仲見世に?
「実はそこのおでん屋『二毛作』が野球部の後輩の店で(笑)。よく遊びにも来ていたし、なじみのある場所だったんで、いいかな~って。」
なるほど、確かに「生まれも育ちも立石です」と言われても違和感ないほど、仲見世商店街になじんでいらっしゃる。
コロナ禍でテイクアウトや中食の需要が増える中、焼肉も家で楽しむ家庭が増えたことを受けて、「焼肉食材専門店」の開業を決められたんだとか。
確かに、焼肉店の味が家で楽しめるなんて、我々にはホントにありがたいお話です!
店頭にはお肉の個体識別番号もばっちり掲示されています。さすが卸業者さん。
お値段設定はグラム売りの様子。ダメもとで伺ってみます。「あの~、一人で食べるんですけど、もしかして3枚だけとかでも売ってもらえますか?」
「大丈夫ですよ~。3枚とかなら50グラムぐらいですね。」
わ~ラッキー!
独り暮らしやお年寄りも多い立石界隈ですから、食べられる分だけいただけるのはとってもありがたいですよね。これならお高めのお肉にも手を出しやすい♪
じゃあアレとコレと…と思っていたら、そこにスッと差し出されたパック。
「いろんなお肉がちょっとずつ入った盛り合わせもありますよ。」
おぉ~そういうのを待ってました!
お安く気軽に、家で楽しむお店の味
はい、いただいてきたのはこちら。お肉がまぶしい!
6種類のお肉が入ってなんと1500円ポッキリ、しかもタレまでつけてくれるという太っ腹な盛り合わせです。
「豚タンと豚トロは塩コショウでもいいですし、こちらは味が付いているのでそのままで。ウチのタレはサラサラしているので、お肉と一緒にちょっと火を入れてもらった方が美味しいですよ♪」
と、美味しい食べ方も教えていただきましたよ。
さっそく、焼きます!!
火を入れるとますます美しいこのサシの入り具合…これは失敗するわけにはいきません。
お店の方のおすすめに従い、焼き上がりにタレを回しかけ絡めていくと…。
はい、本日の一人焼肉盛り合わせ、完成です。
パックに入っていた順に並べてみましたよ。右上から時計回りにサイコロガーリック(味付き)豚タン・豚トロ・ゲタカルビ・ササミ・ふじたカルビの6種類。
さすがプロが選んだお肉! お肉そのものはもちろん、脂の甘みや柔らかさ、6種全部それぞれ違って、次から次へと箸が止まりません。うま~い!!
こんなにお肉を堪能できるなら、もう焼肉屋さんじゃなくても構わない…!
確かにそう思わせてくれた「ふじた」さんのお肉でした♪
焼肉食材店 ふじた
住所:〒124-0012 東京都葛飾区立石1丁目20−4
営業時間:12:00~19:00
定休日:月曜日