【風呂場での死亡事故】意外な盲点、知っておくべき簡単な予防法
じつは家庭内で一番多い事故が、お風呂での事故です。
浴槽内での転倒や、洗い場での転倒、めまいや、ふらつき、熱傷、溺水などがあげられます。
誰でも一度は、お風呂場で足を滑らせてしまったことがあるのではないでしょうか?。
転倒を避けるためには、【面倒でも風呂場の掃除はこまめに行うことが大切です】
とくに床に付いたせっけんなどの成分は足を滑らせる原因となります。ふとしたことで、大きな事故にならないように今日は、お風呂の洗い場の簡単お掃除方法をご紹介します。
【お風呂の床にオキシクリーン】
使用するのはオキシクリーンです。お風呂の洗い場をオキシクリーン漬けをします。
オキシクリーンの主成分は「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」です。これは、洗濯などに使われる粉末の酸素系漂白剤と同じ成分。酸素を使って汚れを落とすので、身体にも環境にも優しい洗剤です。
「過炭酸ナトリウム」は酸素の力で汚れを分解するのが特徴で、「油の分解」「除菌」「漂白」の3つの力をもっています。この3つのはたらきから、さまざまな汚れを落としてくれます。
オキシクリーン3杯をオケに入れます。
500mlのお湯(60)でオキシクリーンを溶かします。
オキシクリーンは溶けにくいので、しっかり溶かすことがポイントです。
次に、キャップにビニールを被せて
お湯500mlにオキシクリーン半分を入れてキャップもオキシ漬けします。
このキャップをセットしてお湯を溜めていきます。
先程作ったオキシ液に60度のシャワーを勢いよく注ぎます。
扉ギリギリまでお湯を溜めます。
このまま2時間放置し、汚れを浮かせます。
2時間後、液を流してブラシ擦ります。
バススポンジで擦りながらシャワーで流すと更に効果的です。
2時間放置するだけで簡単に落としにくい床のくすみもスッキリ落とすことができますので、これからの時期オススメです。
コロナで家にいる時間も増えてきました、おうち時間も増え、綺麗になったお風呂でゆっくりお風呂タイムはいかがでしょうか。
【入浴の作用と効果】
汗や汚れ、老廃物を洗い流してくれるお風呂は、体が温まることにより、皮膚の毛細血管が広がり全身の血流が良くなります。
血行促進による肩こりや腰痛、冷え、むくみ等が改善されます。
新陳代謝が活発になって体内の老廃物や疲労物質が排出されることにより、疲労を回復します。
水圧による全身へのマッサージ効果や、血液やリンパの流れの促進。
浮力による筋肉や関節への負担の軽減、全身の緊張の緩和による心身のリラックス効果、リラックスすることによりホルモン分泌が促され、ストレスを解消する作用があります。
【入浴がストレス解消に効果的な理由】
お風呂に入ると、活動時に優位となる自律神経の交感神経が、休息時に優位となる副交感神経に切り替わります。副交感神経は、体を緊張から解放しリラックスさせる神経。入浴時など心身ともにリラックスしている時、食事・睡眠時など体を回復している時に働き、心と体を休ませ疲れを癒してくれます。
湯船の中でリラックスして副交感神経が優位な状態になると、ストレス緩和に効果があり、気持ちを安定させ、ストレスに強くなる働きのある幸せホルモン・セロトニンの分泌が活発になります。また、これらの脳内物質には、ストレスを感じると分泌される恐怖や興奮を司るノルアドレナリンの働きを抑制する作用もあります。入浴はストレス解消に効果的です。
【ストレス解消に効果的な入浴のポイント】
入浴で心と体をリラックスさせるためには、38~40のぬるめにします。
ストレス解消に必要な副交感神経の働きを高めるには、ぬるめのお湯が効果的。夏なら38前後、冬なら40前後が目安です。ぬるめのお湯で体の芯まで温めることで神経や筋肉の緊張がほぐれ、ストレスで活性されていた交感神経の働きが弱まり、心身ともにリラックスできる状態になります。
逆に42以上の熱めのお湯は交感神経の働きを活発にし、体をエネルギッシュな状態にします。新陳代謝を促して体内の老廃物を排出するため体の疲労回復には効果的です。
気分をリラックスさせてストレスを解消したいときはぬるめのお湯に浸かり活力を得たいときには熱めのお湯に浸かり、目的に応じて温度を変えると良いですね。