今回は、写真を見せた全員に「ウブドでは？」と言われた、南城市の隠れ家スパ「AMAMIKIYO」（アマミキヨ）をご紹介します。琉球開闢神話の女神の名前を冠したスパは、6500坪の敷地内にあって外界と隔絶された癒しスポット。雨の多い沖縄の冬ですが、雨の日こそのしっとり感がまさにバリ島っぽさを醸し出す、日常のそばにある非日常空間です。極上のひと時を過ごし、溜まった疲れを洗い流してパワーをチャージしてみませんか？

「浜辺の茶屋」が手掛ける「さちばるの庭」にひっそりとたたずむスパ

「AMAMIKIYO」があるのは、浜辺の茶屋の裏手に広がる、約6500坪の広大な敷地を有する「さちばるの庭」の中です。専用の門があり、ここから先に行けるのはスパの予約をした方だけ。

門をくぐると、スパまでの道のりはもう誰もいないプライベート空間。専用の小路を進んでいくと……

クリスマスカラーの可愛いハウス「AMAMIKIYO」があります。ゲートから離れた場所にあるので、カフェのお客様や庭の散策の方がこちらの空間に入ってくることはありません。

晴れた日には手前のステージで施術を受けることもできます。屋外でのトリートメントはとっても開放感がありそう！雨の日ならではのウブドっぽさも素敵ですが、晴れの日の爽やかさもぜひ体験してみたいですね。

「AMAMIKIYO」の入口は「山の茶屋・楽水」と同じです。車はこの手前に駐車場があるのでそちらに停めて歩きます。そのため、予約時間の15～20分前に到着しておくのがおすすめです。

途中まで階段が100段。その後も上り坂なので、動きやすい服装・スニーカーなど歩きやすい靴が必須。汗をかくので帰りの着替えも準備していくと快適です。秘境の名湯に向かうような感じだと思っていただければ……

本当に日本？亜熱帯の森を独占できる贅沢

「AMAMIKIYO」は、その時間は貸し切りのプライベート空間。ひとりもしくはお友達やカップル2名までの予約なので、自分たちだけでこの空間をひとり占めできるという贅沢なひと時を過ごせます。

入口から歩いてきたかいがあって、眼前に広がるのは亜熱帯の森と、その向こうの海だけ。視界には電線や道路、他のお客様などは誰も入らないように配慮されています。こんなロケーションのスパはそうあるものではありません。

施術前にはテラスでフットバス。このハイビスカスの生花はもちろん本物。庭に咲いている花を施術前に摘んだものです。

施術室の中も、森の小さな小屋といった風情で優しく癒される空間。室内はエアコンや除湿機、さらにベッドにはヒーターも内蔵されているので、季節を問わず快適に施術が受けられますよ。

ユルユルにほぐされる極上トリートメント

こんなロケーションにありながら、いわゆるホテルスパよりもかなりお手頃な価格の「AMAMIKIYO」。セラピストさんたちも、経験豊富で技能も確かな方ばかりなので、安心して身を任せられます。

まずは全身をチェックして、軽く圧をかけるところからスタート。

月桃をブレンドしたオイルの甘い香りに包まれながらのオイルトリートメント。

肩と首が気になるので重点的にほぐしてもらいました。強さや部位にかける時間は希望で変えていただけます。

頭のてっぺんから足の先までほぐしてもらえる施術は、まるで夢のような時間。

月桃ブレンドオイルはめちゃくちゃ伸びが良く、べたつかずにお肌がしっとりする優れもの。施術が終わった後も軽く拭き取るだけで十分でした。

足裏までしっかりと流してくれます。脚全体がむくみやすい方（→私）には、特に嬉しい施術。

日ごろ自分ではケアが難しい背中から脚の裏面～そして顔やヘッドマッサージなど、自分の気になるところに合わせて至れり尽くせり。

せっかく来るなら、ボディだけ、フェイスだけじゃなくて、全身をほぐし緩めてもらえるスペシャルコースを120分しっかり受けるのがおすすめです。

終わった後は全身がしっとり＆スッキリして、滞っていたものが洗い流されたような感じです。その日は泥のように深く眠れました……

意識していなくても、日々の生活での疲れは全身にたまっているもの。こうして自分をいたわることも必要だと改めて感じるひと時でした。

AMAMIKIYO（アマミキヨ） 施設概要

住所：沖縄県南城市玉城字玉城18-1（「山の茶屋・楽水」の駐車場から徒歩5分～）
営業時間：10:00～17:00（最終受付16:00）
定休日：2日前までの完全予約制・要問合せ
WEBサイト/ Instagram /Facebook （いずれも外部リンク）
電話番号： 070-2322-8023
メール：amamikiyo@sachibaru.jp
備考： 予約についてはメールもしくは電話にて問い合わせしてください。動きやすい服装・スニーカーがおすすめです。

取材協力：AMAMIKIYO