【川崎市中原区】お寺でフォトブック用の写真募集&人気キャラ発見#川沿いの早朝ウォーキングで歴史探訪
自分史上、体重が最高値に達したので、ウォーキングを始めました。今日は2日目。人気の二ヶ領用水沿いを歩くことにしました。松尾橋から等々力緑地方面へ歩きます。
二ヶ領用水とは、江戸時代初めに旧稲毛領と川崎領の二ヶ領の農地に水を引くために造られた全長32キロの人口用水です。二ヶ領用水のおかげで、米の収穫量が飛躍的に伸びたそうです。現在も、川崎市北部では農業用水や環境用水として利用されている二ヶ領用水は、昨年、正式に文化財登録(国登録記念物(遺跡関係))されました。参考:川崎市ホームページより
夏の間に成長した植物のたくましい生命力を感じながら歩きます。朝5時台ですが、ランナーや犬と散歩、夫婦でウォーキングなど、色々な人たちとすれ違います。
小杉十字路の信号を渡ると高願寺(こうがんじ)があります。江戸時代の重要な中原街道と府中街道を交差する位置にあり、中原街道沿いの西明寺、泉択寺とあわせて、江戸幕府の小杉御殿の守り固めの役割も担っていました。帯刀を許された家来がいたため「侍寺(さむらいでら)」と呼ばれていたそう。時には住職が、二ヶ領用水をめぐる利水や地境の争いの調停役にもなっていたそうです。まさに地元の民が困ったときの駆け込み寺だったのですね。
また、江戸時代中期以前には、高願寺に川崎市で最も古い寺子屋が開設されました。1873(明治6)年に寺子屋は「宮内学舎」と名づけられ、宮内の学校教育の発祥の場といわれています。高願寺の向かいにある中原小学校も、宮内学舎から発祥した学校のひとつです。
現代の高願寺もお寺でヨガ(現在はお休み中)、お取り寄せ市場、など、地域に開かれた活動をしています。ブログやLINE、インスタグラムもありました。SNSに強い住職のようです。
さて、高願寺では「みんなでつくろう!高願寺でみつけた四季折々フォトブック2021」と称して、高願寺で撮った写真を募集中です。テーマは「高願寺で見つけた四季折々」。締め切りは2022年1月31日。入選作品はフォトブックに掲載して発表するそうです。私も今日撮った写真を送ってみようと思います。詳細はこちらを参照願います。
高願寺の趣ある南光門を抜けると、白田橋に出ました。そこから等々力方面に向かって直進していくと、植え込みに何か丸いものが光っているのが見えました。近づくと
住宅展示場のキャラクターでした。遊び心がありますね。へぇ。面白いと思いながら先を進むと、何やら見覚えのある姿が見えました。
住宅街の川沿いに突然現れてこちらを見ています。
わぁ、すごい!これは子どもたちが喜びそうです。いつからあるのでしょう。私は今日初めて見たので、すごく嬉しい気持ちになりました。
タイムアップになり、今日のウォーキングはここまでとなりました。コロナでほとんど外出をしない生活だったので、ウォーキングで地元を再発見していきたいと思いました。
info:参考
・二ヶ領用水(川崎市ホームページ)