わんちゃんが名前を呼んでもこっちに来てくれない!!飼い犬にナメられてるの?
飼い犬の名前を呼んだら、急いで駆け寄ってきてくれる…。そんな姿にキュンとする飼い主も多いのではないでしょうか?
ただし中には、飼い主がいくら呼んでも駆け寄ってくれない、それどころか聞こえてないような素振りを見せることもあります。
結論から言うと、飼い犬が無視をするのは、飼い主との関係性の問題など、良くないことが発生しているケースが多いです。
ここからは、飼い犬に無視をされてしまう理由と対処法を紹介します。
わんちゃんが名前を呼んでも来てくれない理由
飼い主が名前を呼んでも無視をされてしまう理由として考えられる主な理由は、下記の7通りです。
- 怖いので近づきたくない
- 他のものに夢中になっている
- 名前または呼ばれたら戻ることを理解していない
- 難聴が原因で聞きとれていない
- 懐いていない
- ツンデレで無視している
- 嫌なことをされると覚えている
問題がないケース
好奇心旺盛で、好きなものを目にすると周りが見えなくなってしまう性格のわんちゃんも多くいます。
こうした性格のわんちゃんに、急に声をかけても無視をされてしまうことがあります。
何かに没頭していない時に、改めて声をかけてみましょう。
また、犬種や性格によっては、プライドが高くて、駆け寄るのを躊躇するわんちゃんもいます。
飼い犬が理解していないケース
- 自分の名前を理解していない
- 呼ばれたら戻ってくることを理解していない
単純に、自分が呼ばれていることを理解していなかったり、呼ばれていることは分かっていても、呼ばれたら飼い主の元に向かうということを理解していなかったりするケースもあります。
この場合は、名前を呼び、そばに来たらおやつを与えるという方法を複数回繰り返すことで、改善することが出来ます。
飼い主との関係性が問題のケース
飼い主が怖い・嫌なことをされるかもしれないという不安で近寄れないケースもあります。
わんちゃんが恐怖を抱くようなしつけの仕方は、すぐにやめましょう。
また、飼い主には悪気がなくても、名前を呼んだ後に嫌いなことをやり続けると、名前を呼ばれる=嫌なことをされると認識されてしまう可能性もあります。
- 爪切り
- シャンプー
- お風呂
- 病院
例えば、上記のようなことを名前が呼んだあとにしていないか振り返ってみましょう。
この場合、名前を呼んだ後に喜ぶことをしていくことで、わんちゃんの認識も変わっていく可能性が高いです。
難聴・病気のケース
飼い主に呼ばれている声が聞こえていなかったり、駆け寄る元気がなくて動けなかったりすることも考えられます。
放置していると病状が悪化してしまうため、できるだけ早く動物病院で診察してもらいましょう。
呼び戻しのしつけのポイント
わんちゃんが呼んでも飼い主のもとに来ない場合は、呼んで、来たら喜ぶ対応をする(お菓子をあげるなど)というしつけを繰り返しおこなうのがおすすめです。
ただし、こうした呼び戻しのしつけをする場合は、いくつか注意すべきポイントがあります。
呼ぶ言葉を変える
わんちゃん自身が呼ばれることにマイナスイメージを抱いている場合は、呼ぶ文言は変更しましょう。
その上で、悪いイメージが払拭できるようなら、無意味に呼び方は変えずに進めていきましょう。
呼ばれて来たら褒めてあげる
わんちゃんを呼んで、こちらに来てくれたら、まず褒めてあげましょう。
この時、できるだけ「呼ばれたら飼い主の元に来る=褒めてあげる」という流れを学習させるようにしてください。
褒めた後にすぐ叱ったりすると、上記の学習が上手くいきにくいです。
「待て」と「来い」は同時に覚えさせない
「待て」と「来い」を同時にしつけさせると、合わせて学習してしまい、待てが出来なくなる可能性があります。
「待て」→「来い」の流れに慣れると、すぐに「来い」が来ると思い、「待て」を止めてすぐに駆け寄ってくるようになってしまうためです。
「待て」と「来い」は、1個ずつ覚えさせるようにしましょう。
【犬のしつけ 呼び戻しの教え方。来い。カム。「おいで」のコマンドはちょっと注意です!】