【長岡京市】ガラシャ祭ステージに全国大会2位の中学生フラダンサーが登場。魅力的な演舞に会場から歓声!
明智光秀の娘であり、細川忠興の妻として、波乱万丈な生涯を送った戦国時代の悲劇のヒロインともいわれる細川ガラシャゆかりの地として、毎年紅葉シーズンでもあるこの時期に行われるのが「長岡京ガラシャ祭」(外部リンク)です。2024年11月2日から「お輿入れ行列」の行われる10日までガラシャウィークが行われています。
SHINY DANCE ACADEMYの児童たちによる可愛いダンスパフォーマンスで始まった「バンビオライブ缶 Dance★Special in ガラシャウィーク2024」の2番手に登場した「YUMI HULA STUDIO」のフラダンスショーでは、艶やかな衣装の大人の女性たちのセンターで美しくしなやかな演舞を披露する若々しい姿がありました。
バンビオ1番館で定期的に開催されている同スタジオの教室に所属する山根陽莉(ひまり)さんは京都市内の中学校に通う生徒さんです。実は、ひまりさんは、5年生の時には、業界で最も権威のあるとされる神戸で開催された「Hawaii Loa Hula Competition」に出場し、カイカマヒネ部門で小学生ながら2位を受賞した凄い実力者なんです。
ひまりさんがフラダンスを知ったのは、母親の理恵さんがリボンレイを制作する仕事に従事していることもあって、幼稚園の年長さんの時にフラダンスを見て、「すごく綺麗、私もこんな風になりたい」と思ったことがきっかけでした。理恵さんの縁もあって、YUMI HULA STUDIOと出会い、小学校1年生からフラダンスを始めました。
理恵さんは、「この子が自分でやりたいと言い出したんです」と話します。ひまりさんによると古代スタイルの「フラ・カヒコ」は楽器や道具を使ってしなやかに且つ力強く、また現代スタイルの「フラ・アウアナ」は道具を使わずになめらかに美しく踊ることだそう。すでに指導者の域に達しています。
中武由美子さん率いる「YUMI HULA STUDIO」はハワイアンフラダンスのカリスマともいわれるKumu Hula Kealiʻi Ceballos(クム・フラ・ケアリー・サバロス)の指導の下、「Hālau Hula Kealiʻi O Nālani Iāpana」として、向日市、長岡京市、伏見区などでレッスンしていて、主に関西方面で活躍しています。
ひまりさんに将来の夢を伺うと、「プロダンサーの本格的なレッスンのために本場に留学したいと思います」ときっぱり。まるでガラシャのごとき信念を貫く姿に感動しました。ひまりさんの若き挑戦を応援したいですね!
「YUMI HULA STUDIO」(外部リンク)京都府長岡京市神足2丁目3−1バンビオスタジオ
JR長岡京駅西口前のバンビオ広場公園では、飴細工職人によるパフォーマンスや木工での箸作り体験、竹の学校など多彩な「ものづくり市」が開催されていた他、バンビオ1番館では、長岡京書作家協会展や「展覧会の絵」レクチャーコンサートなどが開催されていました。
※モザイク以外の方は親御さんも含めてすべて撮影掲載許可済みです。