「書の文化にふれる博物館」である観峰館は、2024年の春季企画展である「書のみかた－線・形・文－」が閉幕した後、6月11日から展示準備のため一時的に休館していました。

休館中には門前にある獅子の石像の洗浄も実施され、今では綺麗さっぱり美しい白さを取り戻しています。

そんな観峰館では夏季企画展として2024年6月29日から「夏休み子ども博物館」が催されています。「いろいろなモノを見ながらクイズに答えて楽しく学ぼう！」をキャッチフレーズとする催しで、会期は2024年9月1日までとなっています。

中学生以下は無料で入館することができます。
そして夏休みの自由研究にも適している拓本（たくほん）などが体験できるワークショップの参加費用は、お1人様500円であり、保護者も参加することができます。

なお、拓本とは石などに刻まれた文字を紙にそのまま写し取る技術のことで、観峰館では中国の石刻文字文化に触れるきっかけとして、こうした体験教室を実施しています。

ご家族やご友人とともに書き取りや拓本をしてみるというのは、よい経験になるかと思います。

今年の夏休みには観峰館へと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

【夏季企画展「夏休み子ども博物館」】
所在地
滋賀県東近江市五個荘竜田町136
企画展会期
2024年6月29日～9月1日
開館時間
9:30～16:00
（※入館は15:30まで）
入館料
一般：1,000円
高校生・学生：800円
中学生以下：無料
電話番号
0748-48-4141