【松山市】道後散策「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」で変わった見所満載の街並みをご紹介します。
道後温泉本館が、2021年7月15日から後期保存修理期間の営業に移行しています。保存修理は2024年末の完了を目指しており、現在営業しながらの保存修理を行っています。
2014年の「道後オンセナート2014」を皮切りに、道後のまち全体がアートで彩られるという、新しい挑戦が始まっています。今は2021年から2023年までの3年間、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」が始まっています。コンセプトは「stay hot, stay creative」。今回は実際道後を歩き、プロジェクトを見に行ってみました! まずは道後温泉素屋根テント膜。前期は手塚治虫の「火の鳥」ラッピングアートでした。
2021年12月下旬から世界的美術家の大竹伸朗氏の作品が素屋根テント膜にプリントされ展開されています。
カラフルで青空に映える! 大竹氏は東京出身ですが、30年以上前に制作拠点を愛媛県宇和島市に移し、絵画や写真、映像などのアートやエッセイ、絵本なども創られています。2022年3月のホノルルトリエンナーレにも参加予定だそうです。
ちぎり絵の手法で表現された5枚の原画をプリントしたそうです。色彩鮮やかで目を奪われますね!
次に向かったのは道後温泉別館、飛鳥乃湯泉の中庭。以前の様子はこんな感じでしたが…
2021年10月27日〜2024年2月29日まで、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」中庭に写真家、映画監督の蜷川実花氏の写真が展示されています。年始に行ったのですが、たくさんの人で賑わっていました!
蜷川さんの作品では初めて、屋外の床も使った大規模なインスタレーションです。
カラフルで美しい〜。皆さんカメラを向けて思い思いのアングルで写真を撮っていらっしゃいました。道後に来たら道後温泉本館のテント膜と飛鳥乃湯泉はぜひカメラを持って訪れてくださいね。
そして番外編? ですが、道後公園もおすすめ。
遊具や展望台などがありお子さんも楽しめるほか、観光資源も多くあります。その一つがこの石造りの湯釜。
この湯釜は道後温泉の浴槽内の湧出口に設置されていました。現在の道後温泉本館ができる明治27年(1894年)まで使われたもので、温泉史上とっても貴重なものだそうです。訪れた時はぜひ見てみてくださいね。
また、道後公園内にある湯築城資料館は20周年を迎えました。湯築城は河野氏が南北朝時代から全国統一を目指す豊臣秀吉の四国攻めで湯築城を明け渡すまでの約250年間居城していました。資料館はパネルや出土遺物で河野氏の歴史、城内の武士の生活などを紹介しています。武家屋敷や、家臣団の居住区、上級武士居住区なども復元されています。
道後は少しずつ町並みが変化し、いつ訪れても見どころいっぱいの魅力的な観光地。歩くだけでも楽しい道後、是非散策してみてくださいね。
【施設情報】
道後温泉本館 道後温泉公式HP
住所: 松山市道後湯之町5−6
電話番号: 089-921-5141(道後温泉事務所)
営業時間: 6時〜23時(22時30分札止め)
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
住所: 松山市道後湯之町19−22
電話番号: 089-921-5141(道後温泉事務所)
営業時間: 1階浴室6時〜23時(22時30分札止め)、2階大広間・個室6時〜22時(21時札止め)、2階特別浴室6時〜22時(20時40分札止め)
道後公園 湯築城跡 公式HP
住所: 松山市道後公園1
電話番号: 089−941-1480(道後公園)