【今治市】大型3Dプリンターが今治に登場! 「X-tech Lab Imabari」がオープン!
今治市地域地場産業センターに「X-tech Lab Imabari」がオープン。
今治市地域地場産業センターにて2024年11月19日、「X-tech Lab Imabari」のオープンを記念するオープニングセレモニーが開催されました。
「X-tech Lab Imabari」は今治の新たなイノベーション支援拠点として活躍する予定で、世界初となる大型プリンターなどが導入されています。3Dプリンターをインターネットなどで見たことがある人は多いと思いますが、実物を見たことがある人は少ないのではないでしょうか?
今回はそんな大型3Dプリンターなどが導入されている「X-tech Lab Imabari」の内覧会にお邪魔させて頂きました。
内覧会に突撃。
仕切られたコーナー内の机や床の上にはデジタル機器がズラリ。
展示品の前にはどこも人だかりができています。
関係者の方が直々に装置の説明をしてくれ、映像も付いていたおかげで楽しく技術の一端に触れることができました。
世界初の大型3Dプリンターとご対面!
こちらが世界で初めて導入された大型3Dプリンター。従来のプリンターからよりいっそう進化した精巧な立体物・造形物を作ることができます。
この機械には3Dプリント以外の別の工法も行えるユニットも拡張機能として挿入されており、
その中には材料や素材を切り揃えたり、削り落としたりする切削加工などがあるようでした。
このショベルカーも先ほど紹介した大型3Dプリンターで作られたものです。
車輪とそれを駆動させる部位の凸凹、運転手が乗る座席の形状、土砂や瓦礫を掴むためのショベルの力強さ。
本物をそのまま縮めたような再現度です。
その他にも人間と同じ空間で稼働できる「共働ロボット」にも出会いました。
画像で荷物を運んでいるのは協働ロボット「FANUC CRX」。
「協働」の文字が示す通り、コンセプトは「人のいる環境で人の代わりができる」ことや「人と同じ場所で働ける」こと。
性能だけでなく、安全性や使いやすさ、サービスにも重きを置いており、
- 強くぶつからなくても人に触れたと判断すると自動で停止
- アームを直接動かすので直感的に操作方法を理解しやすい
- 定期メンテナンスやグリス交換が不要
- 商品を使い続ける限り永久にサポートに入ってくれる
など、使用者への気配りが随所からうかがえます。
玄関には彩り豊かな花々が飾られており、施設に入る際も出る時も、目を楽しませてくれました。
今治南高等学校の園芸クリエイト科が腕によりをかけた作品で、間近で見るとすごい迫力です。
写真越しでもこの総量には圧倒されてしまいますね。
何代にもわたる今治の歴史と伝統、そこに最新のテクノロジーを掛け合わせることで世界を変える革新の波を生み出そうとしている「X-tech Lab Imabari」。
彼らは今後、どのような活躍を見せてくれるのか?
片時も目が離せませんね。
所在地 愛媛県今治市旭町2丁目3-5
オープニングイベント開催日 2024年11月18日(土曜日)